林千勝『近衛文麿 野望と挫折』を購入2024年02月23日

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旧版 2017.11.15
近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──

近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。
そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。
勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。
近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。

──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。
青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。

新版 2023.7.23
〈渾身のノンフィクション大作!〉
◎近衛は自殺したのではない!―昭和史の闇―
昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東條英機らを操り、敗戦革命を利用。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位まで画策。
大望を抱く近衛だったが、彼のシナリオは思わぬところで破綻――。
結局、近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から拒絶されることに……。

知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。

グローバリズム勢力に支配され、その傘下の共産主義勢力(反日分子)に浸透された戦後日本政治のあり方の原型は、近衛政権にあり!
・・・アメリカの支配層よりも藤原氏の系統につながる近衛家の方が歴史的には古い。平安時代は天皇家に代わって権力の座につくことができたのにあえてしなかった。
そして日米戦争で負けて天皇家の権威が落ちたことを利用して追放し自ら権力の座につくチャンスを迎えたがあえなく挫折した。

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