雑務2022年06月15日

 小雨でうっとうしいが、郵便物があるはずなので、丸の内の事務所に行く。請求書と金融関係からの2通あった。金融関係は相続がらみのもので署名の肩書が漏れていた。先方の見本にしたがって記載したはずだが、上層部のチエックで差し戻されたのかな。指示通り記載して投函。請求書は宛名の違いで再発行を要請した。
 書店に寄り、本を買う。
1 パウロ・コエーリョ『星の巡礼』(角川文庫)・・・スペイン巡礼の旅を描いた小説。俳人の黛まどかが解説を書いている。たぶん読み切れるだろう。

2 フィフィ『日本人に知ってほしいイスラムのこと』(祥伝社新書)・・・中共によるウイグル人人権問題があるが、高まらないのはなぜか。メディアは中国に不利な報道はしない制約もある。参院選には在日ウイグル人が帰化して日本人になり被選挙権を得て出馬する。当選すると国会でウイグル人の立場を訴えると政治的効果は大きいが、イスラム教徒なので政治的に厄介なことになりかねない。
 日本にもイスラム教徒は増えているらしい。少し知って置きたい。

3 高橋洋一『理系思考入門』(PHP)・・・政府の出す数字は信用できるのか否か。数学が専門の高橋洋一が書くと理解はこうなる。
 今年亡くなった石原慎太郎も作家で文弱の徒に見えるが一橋大学では公認会計士の試験勉強に勤しむ会計人の入門者だった。
 石原氏の国会議員時代はあまり好印象ではないかったが都知事になってからは得意の会計知識と会計人の人脈を生かして都財政を複式簿記化して成果を挙げている。都の銀行をつぶしたこともあるが、彼一人の責任ではあるまい。
 高橋洋一も同じことをいうのだが政府中枢で仕事をしていた経験もあって指摘がするどい。数字は説得力がある。田中角栄もコンピュター付きブルドーザーと呼ばれていたが、それはぱっぱっと数字で把握する才覚があったということだ。

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ヒント:芙蓉峰の別名があります。

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