武四郎の足跡②・・・尾鷲道2022年09月08日

 尾鷲道の古和谷を通過しなかったみたいだ。R425を矢所から尾鷲へ行くには小さな峠越えがある。今はトンネルだが昔の人でも疲れた足で最後の峠を越えるのを避けた。
 木津へ下れば海に近い町に出られる。武四郎は引本港から船で伊勢に帰ったらしい。京都の今西錦司も木津へ下ったが、便ノ山から馬越峠を越えて尾鷲に下った。そして船で伊勢に帰った。
 今の常識なら紀勢線で伊勢に出て、参宮線で関西線の亀山駅から奈良経由で京都へ回るのだが海路が中心だったらしい。
 歴史的には尾鷲道は新しい。上下動の少ない山腹の道が中心になる。武四郎道は尾根が中心になる。但し水が得られないから尾鷲道が開発されたのだろう。今ある尾鷲道の森も昔は原生林だったから湧き水も豊富だったと想像する。皆伐したがために特に西側は蛇抜けだらけになった。

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