夏焼~夏焼城ヶ山~837m~地蔵峠~塩の道2022年05月03日

  4/20に続いて、稲武の山里を訪れた。今回も飯田街道(塩の道)の踏査が狙いである。但し、今回は城ヶ山の山裾にわずかに残る山路の踏査のみで峠越えはない。往復も芸がないので夏焼城ヶ山に登り、ブナの木峠ルートをたどり、ブナの木峠を確認したら、少し戻って、837mの独立標高点のある北尾根をたどり地蔵峠に降り立った。北尾根は登山道はなく、杣の踏み跡も赤テープもなくGPSで確認しながらのルートファインディングを楽しみながらの下降である。上部で広い尾根が主尾根と思ったが外してしまい、斜面をよじ登って主尾根に戻った。
  地蔵峠は現在は地図からも消えたが、かつては飯田街道の難所だった。多分、拡幅のために7m位切り下げたとある。要するに昔をしのぶ地蔵峠はもうないから消えたのだろう。それでも数体の地蔵様が並んで10mくらい下をひっきりなしに通過する車を見守っている。
 飯田街道の旧道は地蔵の下から始まり、地形に沿いながら沢を渡ったり、尾根を、山腹をたどりながら夏焼へと続いていた。旧道は舗装路に寸断されてしまったがやむを得ない。山口さん宅の前の庭を通過するのでお声がけして通らせてもらった。昔は塩や荷物を積んだ馬が往来していたのである。ここは国道153号だよ、と説明された。車が通れない山路でも国道なのである。
 今でも伊那谷から遠山谷へ越える小川路峠は国道256号の印刷がしてある。車は通れないのにだ。廃林道のような感じで延々歩くと朝方の道に出合った。こてで踏査は終わった。
 時間があったので越田和から林道を行けるだけ行って、4等三角点「夏焼」790.1mに登った。「古橋」の標石も埋まるから持山だろうか。登路はなく、伐採跡の斜面をよじ登った。約10分かかった。下山は急斜面は危ないので尾根を東にたどり林道ともっとも近づいた辺りをそろっと下った。
 帰りはまた中馬資料館に寄った。水草の里のことを聞いたが係りは何も知らなかった。大昔の事はもう忘れられてゆくのみだ。古橋和夫『三河宮尹良親王~稲武の尹良親王そその周辺』も知られていない。
 天気の良いGWのせいでR153は交通量が多く、往きも帰りも混んでいた。久々のコロナ終息過程での外出である。