「天候が悪ければ登山を中止する勇気を持って」 と警告2022年02月09日

ソース:https://news.yahoo.co.jp/articles/0d2b2a61235e225a67e5e688ab80fbf0611f5417

 大山に、氷ノ山と、鳥取県内で冬山の遭難が相次いだことを受け、9日、鳥取県の情報連絡会議が開かれ、天候が悪ければ登山を中止する勇気を持つよう強く訴えました。

 5日、大山で兵庫県から来た登山者2人が遭難。
強風で身動きが取れなくなり、6日に男性1人の死亡が確認されました。

 6日には、氷ノ山でバックカントリースキーを目的に入山した兵庫県の男性が猛吹雪に合い遭難、7日に救助されました。

鳥取県 平井伸治知事
「これは具合が悪いなと思ったときは、もう少し進んでからもう一度判断しようではなくて、そのときはもう引き返そうと決めて頂くのが正解だろうと思います。」

 9日の会議では、登山者に対し、冬山の危険性を理解し、気象条件によっては登山を中止すること、捜索の手掛かりとなる登山届を必ず提出すること、携帯電話の予備バッテリーを含め十分な装備で臨むことなどを強く訴えました。

 また、バックカントリースキーについて、整備されたスキー場と違い、吹雪になればルートを見失うなど非常に危険なことを自覚するよう求めました。
・・・・中国山地の東西で山岳遭難が絶えない。これは鳥取県知事だが広島県でも2名が不時露営で凍傷を負って救助されたばかりだ。氷ノ山は年末から最近でも事故が相次いでいる。大山も然り。鳥取県としてはいたたまれないだろう。
 悪天候なら中止するのは当然のように思うが、どこで引き返すかが難しい。遭難した登山者は引き返すポイントを誤ったのだろう。
 個人的には名神高速道路の関ヶ原付近で梯団走行をしていたら大雪で山は雪崩の危険があると判断して中止している。実際、伊吹山で雪崩が起きたことがあり胸をなでおろした。
 それでも行く人は行く。これは痛い目に遭うまで分からないだろう。自分は無関係と思うからだ。確実に予測できるなら行かないが行ってみないと分からないこともある。
 自分は臆病者なのかも知れません。