アンチ断捨離こそ認知症予防2021年12月30日

週刊新潮から
・これまでの生活の集積こそ「認知症」を退ける
また、認知症の人が苦しまれることに、ご自身に払われていた敬意や愛情、人とのつながりが認知症を理由にして失われていくことがあります。

 これまで出かけていた素敵な場所、行えていた趣味活動が失われていくこともさぞや苦しかろうと思います。

 ご本人が生きてこられた長い歴史の間で楽しまれたもの、愛してきた人々、ご近所づきあいや地域での暮らし、そんな特別ではないものが、脳や心を活性化するエネルギーを生み出します。

 そのエネルギーが認知症を退け、認知症となっても豊かな生活を支える源となると考えます。
以上
 あまりにも過去を急速に消してゆくと記憶も一緒に消える。記憶とはモノと一緒にあるからだ。早い話文書が無いと過去は忘れてゆくばかりだから歴史学が発達した。民俗学も人々の記憶のみに頼っていたが文書化することで学問になった。考古学は古代の遺跡から記憶を作り出す。
 断捨離は消耗品に限ることである。本、手紙、着物、装飾品などなど人生のイベントを飾ってきたモノは残したい。

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