小屋番の山日記

　12/9，12/10と相続人調査で広範囲に奔走してさすがに疲れた。今日は休養とした。それでも枕元に山積する本を読みながらのことである。何というジャンルはなく雑書である。
　窓からは猿投山が良く見える。真っ黒である。あれは北面のために陰ができるからだろう。北には雲が厚い。今日も降雪かも知れない。
　12/9の会報編集委員会で猿投山の行方不明の遭難者の財布が見つかったとの話を聞いた。あれは2017年5月のことである。
http://koyaban.asablo.jp/blog/2017/12/16/8749628
　当時は山岳会挙げて隈なく捜索したが何も発見できず仕舞いだった。急斜面の下らしい。そんな箇所も歩いては見たが手掛かりはなかった。多分滑落で大岩か木に引っ掛かり、脱出できないまま死亡したか。あれから4年経過すれば衣服もちぎれ、財布、キーなどの所有品も下へ落ちて度々の大水で流れ出る。形があったということは水の流れには出ていなかったのだろう。
　改めてご冥福を祈る。