小屋番の山日記

　夜遅くまでネットで選挙関連の情報を追い続けてみたが、自民党の圧勝に終わりそうだ。野党の大物議員の苦戦が伝えられる。何かと騒がしいT女史はついに落選という。辻元氏のことである。
　その経緯は
「「辻元さんと親しくなったのは、自社さ連立の村山政権時代からです。自民党は改憲政党、社民党は護憲。対立した歴史を踏まえて、自社さ政権で自民党と社民党で調整の難しい安全保障の問題などを私と辻元さんで一生懸命、取り組んだのです」

　山崎氏は改憲論者として知られ、辻元氏は政界入りして以来、一貫して護憲の立場。水と油と言っても過言ではない政治姿勢だ。辻元氏はこう応じた。

「憲法改正の急先鋒の山崎さん、憲法守ろうという辻元とは正反対ですけど立憲主義を守るという考えは同じ。よいことは党を越えてみんなで力をあわせて危機に立ち向かう、おかしなことには立ち向います」

　続けて山崎氏は辻元氏の支援を力説した。

「辻元さんは国会議員25年、いまやベテランだ。今の立憲党首の枝野さんも立派ではあるが、辻元さんは大衆に語りかけ、みんなに愛される行動とエネルギーがある。辻元さんが立憲民主を引っ張った方がいい。党首になれば、立憲民主は伸びる」　」
　ネットでは山拓は除名が相当という情報が飛び交う。自民党はこの節操のなさが特徴といえば特徴である。しかし、有権者はそんなことは知らんだろう。
　かくして落選の憂き目に会う。