雌鶏が時を告げると、家が滅びる2021年10月04日

知恵袋から

問:「雌鶏が時を告げると国は滅びる」

「雌鶏が時を告げると天下は乱れる」

「雌鶏が鳴くと家が滅びる」

「雌鶏歌えば家滅ぶ」

....など、さまざまな言い方があるようですが、どの言い方が正
しいのでしょうか。

どの言い方でもいいのでしょうか。

答:もとは
「牝鶏(ひんけい)ノ晨(あした)スルハ、惟(こ)レ家ノ索(つ)クルナリ。」(索=尽)
で譬喩ですが、直訳は
「雌鶏が【時を告げる】と、家が【滅びる】」
意訳すれば、
「女が政治に口を出すと、国は滅びる」

ですから、
「時を告げる」を「鳴く」「歌う」と言うのは間違いです。

「晨する」とは、夜明けに、雄鳥が「コケコッコー」と鳴くのを指します。
これを雌鳥が代わりにやることを言うので、ただ「鳴く」や「歌う」ではありません。

「国が滅びる」を「天下が乱れる」と言うのも間違いです。

一つの国が滅亡・消滅したとしても、天下が乱れるかどうかは別の話です。
始皇帝によって諸国が滅ぼされましたが、天下は統一されたのであって、乱れたのではありません。

最初に挙げられた
「雌鶏が時を告げると国は滅びる」
は、大きな間違いはありませんが、半分だけ譬喩のままでは、一つの文としてつながりにくいとは言えます。

あとの三つは全部だめです。
「時を告げる」ことをきちんと雄鳥が果たしていても、雌鳥が「歌う」ことで家が滅ぶというのではありません。

・・・自民党総裁選は岸田さんが制して100代目の総裁になった。気持ちでは高市さんを応援していたが、表題の言葉が引っ掛かり、男のしっかりしたのが出てきて欲しいと願った。これからお手並み拝見である。

 様々な報道を読むと結婚への執着は小室さんより眞子様がより勝っているなと感じる。結婚後は妻がリードしていきそうだ。

 古代では『古事記』にあるように最初は女神のイザナミがリードしたが国造りはうまくいかなかった。それでイザナギがリードしたら次々と国が産まれていった。この故事でも女性のリードは失敗している。