「新聞社はことを急ぐんでね」2021年09月12日

 驚いた。毎日新聞愛知版「ひと@東海」で紹介されている。

早朝新聞を取り出して見ると二紙もあった。おや、誤配か、と見たら毎日新聞?。10日に毎日新聞の記者が来訪し、人物欄に紹介したい、と見本を見たら小さなコラム記事だったので気楽に応じてしまった。7月26日の遭難記事の取材に協力したからか。
小説『氷壁』で知られる作家井上靖も毎日新聞の記者だった。山やには親しい作家だが中国山地で押しかけてきた愛人と暮らす新聞記者の物語『通夜の客』が面白かった。
 舞台の設定は戦前戦中。その中で主人公は新聞社に勤める記者である。会社の辞令で急に上海に転勤する。「新聞社はことを急ぐんでね」というセリフが今回も当てはまる。
1日置いてもう記事になったからだ。
それにしても愛知版の4分の1もシェアして面映ゆい限りである。