エスペラントの話2021年09月07日

 行きつけの喫茶店でのいつものように午後のコーヒーを楽しんでいた。いつもはほぼ席が埋まるのに今日は1名か2名しかいない。閑散としていたが、そんなところへ3名が入ってきて隣に座られた。続いてもう1名が入ってきて4人席が埋まった。
 声が大きいので聞くともなし聞こえてくる。どうも中国語を学習しているグループだった。上海に行ったとか、中国語の発音などに楽しく会話が弾んでいた。
 そんな雑談風の会話の中にエスペラント語の話が突然挿入された。しかも知人のOさんの名前まで出てきた。それで思わず横やりを入れる形で、会話を遮って、
私「Oさんって、瑞穂区か南区のOさんじゃいないですか」
お客「ああそうだ」
私「その人知り合いだ。私も若い頃エスペラントを学んでいた。Oさんの家を訪ねたこともある」
私「私の仲間も上海の世界大会に参加してますよ」
などと話ししたら少し打ち解けた。Oさんは今日は都合で来れないとも言われた。それ以上は話も発展するはずもない。お互い、世間は狭いですね、ということになった。

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