再起動2021年08月29日

 スマホの反応が急速に衰えた。ストレージをいじってみた。キャッシュなら削除しても良いかと削除を実行。72%から68%に減って少しは記憶エリアが増やせる。ちょっと早くなった気がする。ふたたび遅くなったので2回目をやってみたら逆に極端に反応が悪くなった。
 そこで「通信速度 遅い スマホ」とかの関連づけでググってみた。結局はいったん電源を落とせ、再起動せよとのアドバイスがヒットした。それで電源を落とした。
 考えてみれば一年を通じて便利に使いっぱなしであったことに考えが至った。社会制度、政治制度、経済循環などなんでも言えることである。行き詰まったらリセットである。

 急に話が飛ぶが、昨夜も徳川慶喜の小説を読んだ。御三家の1つ水戸藩の徳川斉昭の子である。妻は皇室から迎えた。なので武家と貴族の混血ということになる。尊王の血を併せ持って生まれた宿命を感じた。
 慶喜には長期にわたる徳川幕府では外圧に抗しきれないと見ての日本の政治の再起動であった。竜馬とも接点は有ったが互いに手を握ることもなく分かれて明治維新へと行く。
 スマホやPCには予め再起動が用意されているごとく、日本の政治にも再起動が折り込まれている。今西錦司じゃないが、来る時が来たら、日本人は一斉に再起動に向かうのだ。