雷鳴に子供おどろきよろめけり 拙作 ― 2021年07月29日
買い物に出た午後3時か4時か、北の空が黒い雲で覆われた。こりゃ、雷様が来るぞ、と自宅に帰ったが、近くで雷鳴が大きくとどろいた。何かの帰りの子供らが多く、一人が雷鳴と同時によろけたのである。車にぶつかりそうになって、慌てて急ブレーキを踏んだ。
幸い、すぐ立ち上がってどこかへ走り去っていった。子供は身が軽く、先々の挙動は分からない。子供を見たらそろそろ走るに越したことはない。件の雷はPに着いて激しくなり、マンションの玄関に入る前に降り始めてセーフだった。
自宅に入るとベランダに出て、雨風に吹き飛ばされないようによしずを巻いておいた。朝早くから東の空から上がる陽光が水平に照り付け、昼間は暑熱に倦んだ。少しでも和らげる工夫である。
東南の角にあるマンションの我が家はやはり欧州で学んだ建築家のデザインであり、日本のことは知らないのだろう。『徒然草』の作者も「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」と申したとおりだ。
幸い、すぐ立ち上がってどこかへ走り去っていった。子供は身が軽く、先々の挙動は分からない。子供を見たらそろそろ走るに越したことはない。件の雷はPに着いて激しくなり、マンションの玄関に入る前に降り始めてセーフだった。
自宅に入るとベランダに出て、雨風に吹き飛ばされないようによしずを巻いておいた。朝早くから東の空から上がる陽光が水平に照り付け、昼間は暑熱に倦んだ。少しでも和らげる工夫である。
東南の角にあるマンションの我が家はやはり欧州で学んだ建築家のデザインであり、日本のことは知らないのだろう。『徒然草』の作者も「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」と申したとおりだ。
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