法人の仕事2題2021年07月19日

 朝10時過ぎにとある宗教法人様を訪問。5月末に請け負った規則の変更の書類作成がほぼ終わり、再確認に来た。メールや電話よりは直に会って話をしながらやる方が効率は上がる。会わない方が経費が掛からないだけで、自分の脳髄にしみこむようなやり取りはライブに限るのだと思う。
 さて内容は少し手直しがでてきた。細かいところであるが、指示されるとなるほどと納得する。持ち帰って修正後はメールで添付することとした。
 夜は7時からある任意団体の法人化に向けてのWEBミーティングになった。30分ほど遅れて参加した。すでに熱い議論は複式簿記の採用である。そもそも法人化が促される背景には権利能力無き社団の経理の杜撰さであった。
 会計原則にもとづいて作成される財務諸表は複式簿記で入力されて出来上がる。それは信頼性の高いものとされる。税制でも個人事業主でも複式簿記ならば青色申告で65万円の非課税枠を利用できる。有利なことは言うまでもない。
 今後の法人化に向けて、日常的には日々の入出金の把握であり、まずは複式簿記の何たるかの指導する立場になった。100%公益事業であり、経理規定を作成し、厳格な内部統制も議論することになる。これは始まったばかりだ。