リアル例会の意義2021年07月08日

 昨夜は久々にリアル例会だった。4月は例会総会が開催できた。5月、6月は中止した。今日は中生涯センターもマンボーで20時までの限定的ながら開催できた。生の会話のやり取りが嬉しくもある。そして久々に山行予定を組めるのも喜びである。加えて、新人の女性1名と入会希望者1名が出席してくれた。
 夏山の予定は低調ながらいくつかは提案されて、クライミング講習会も開催する運びになり、例会らしさが戻った。
 残念なことは例会終了後も近くのレストランで夜遅くまでアフター例会ができなくなったことである。ここでは色んな考えも出てくるし、次につながる提案、忘れていたことを思い出すこともある。有意義なアフター例会なのである。
 結局、大須商店街の繁華街をうろついたとて、お持ち帰り以外はどこも開いている飲食店はなく、上前津の交差点で立ち話を1時間以上もしていただろうか。22時6分の地下鉄に乗って帰宅した。

「表現の不自由展・その後」突然中止になる2021年07月08日

https://www.chunichi.co.jp/article/287050
「 名古屋市中区の市施設「市民ギャラリー栄」で開催中の企画展「表現の不自由展・その後」の作品展示を巡り、名古屋市は8日、安全管理上の支障が生じたとして、市民ギャラリー栄の利用を一時停止すると発表した。企画展は2019年に愛知県で開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」でも一時中止となっている。
 名古屋・中署によると、8日午前9時35分ごろ、市民ギャラリー栄に届いた郵便物をギャラリー職員が開封したところ、封筒の中で約10回、破裂音がした。郵便物は縦23センチ、横12センチほどの茶色の封筒で、宛名はギャラリー栄だった。けが人はいない。」

・・・やっぱり妨害が入った。平穏無事には終わるはずはない。街宣はまだ外で刑事さんらが見張っていることで暴力沙汰を制止することができる。会場に爆発音がするものが届いたことで閉鎖せざるを得ない状況になったからである。
 卑劣な手段だが、主催者も懲りない人々であろう。天皇の御真影を焼いて踏みつける映像は日本人の心理を逆なでする。もってのほかと思う。平和の少女像も以前は従軍慰安婦像だったが、従軍慰安婦が論破されてしまったから名前を変えた。ドームテントも戦死者を侮辱するから遺族は嫌な思いがすることだろう。
 人の嫌がる芸術はあり得んと思う。喜劇か悲劇であり、嫌がらせはどうかな。必ずブーメランがある。爆竹を送った人は腸が煮えくり返る想いであろう。だから手段を選ばずやったのだ。犯罪ゆえに支持はできないが理解はできる。
 今回は主催者側は運動費をクラウドファンディングで募ったら120万円程度は確保したらしい。公費からの芸術への補助金は出ないから、その代わりとしたら十分な金額ではないか。ここらで過激すぎる主張を取り下げても良いんではないか。

NHK報道「「不自由展」会場で破裂音 展示事実上中止に」2021年07月08日

「不自由展」会場で破裂音 展示事実上中止に
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20210708/3000017448.html

 8日午前、「表現の不自由」をテーマにした展示会が開かれていた名古屋市内のギャラリーで、郵便物を開けたところ10回ほど破裂音がしたということです。
けが人はいないということですが施設を所有する名古屋市は「安全を確保するため」として開催期間中、ギャラリーを臨時休館することを決め、展示会は事実上、中止されることになりました。
警察などによりますと、8日午前9時半すぎ、名古屋市中区役所と同じビル内にある「市民ギャラリー栄」で、ギャラリーを管理・運営する団体の職員が郵便物を開けたところ、10回ほど破裂音がしたということです。
ギャラリーでは、おととしの「あいちトリエンナーレ」で展示された、慰安婦をモチーフにした少女像や、昭和天皇に関する映像などが6日から展示されていました。
警察によりますと、破裂音がした郵便物は、ギャラリー宛てに届いた茶色の封筒で、8日朝早く、職員が、会場で警備にあたっていた警察官に「不審な郵便物が届いた」と相談し、封筒を調べた上で開けたということです。
けが人はいないということですが施設を所有する名古屋市は、「施設や利用者などの安全を確保するため」として今月11日までの開催期間中、ギャラリーを臨時休館することを決め、展示会は事実上中止されることになりました。
警察は威力業務妨害の疑いで差出人や送りつけた目的などを捜査しています。
以上

2年前のあいちトリエンナーレで妨害するとのファックスを送った男がいた。これは判決がでている。

https://www.asahi.com/articles/ASMCG56Y6MCGOIPE010.html
「不自由展」妨害、男に猶予判決 名古屋地裁

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、脅迫めいたファクスを送って業務を妨害したとして威力業務妨害の罪に問われた無職堀田修司被告(59)=愛知県稲沢市=の判決が14日、名古屋地裁であった。板津正道裁判長は懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

 判決によると、堀田被告は8月2日朝、表現の不自由展で慰安婦を表現した少女像が展示されていることに対し、「大至急撤去しろや」「さもなくばガソリン携行缶持っておじゃますんで」などと書いた文書を、会場となった愛知芸術文化センター(名古屋市)に送り、職員らの業務を妨害した。裁判で堀田被告は、少女像を撤去させるために犯行に及んだと動機を説明した。
 板津裁判長は「ガソリンを用いた放火により多数の死傷者が出た事件の発生から間もない時期に同様の事件をほのめかす内容の書面を送付した」と指摘。「書面を読んだ人に強い恐怖心を抱かせるものだと言え、悪質だ」と批判した。一方、堀田被告が反省の態度や謝罪の意を示しているとして、執行猶予が相当と判断した。以下略
以上

・・・この度の事件の犯人も多分逮捕されると思う。2019年のあいトリの学習効果で会場側の名古屋市も十分警戒していただろう。
 入館禁止で反対側の団体も中止にせざるを得ないだろう。