スイカの効能2021年07月05日

 2日前からスイカを二つに切って二日がかりで食べた。そうしたところ、尿量が増えた。勢いよく排尿して、残尿感がないのは気持ちが良い。そこでスイカの効能を調べた。

https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/1pointmemo/1pointmemo76.htm
利尿作用にすぐれ腎臓病や高血圧に

暑気払いの代表選手。利尿効果で腎臓病や妊娠時のむくみも解消!
〔栄養成分としての働き〕
 スイカには体の熱を冷ます作用があるので、暑気払いや夏バテ防止に昔から利用されています。その主成分は水分で90%以上を占めます。カリウムなどのミネラルやビタミンB1・B2・Cも含んでいます。
 スイカの特徴でもある赤い色はカロテンによるものです。
 このスイカが利尿作用にすぐれていることは一般的に良く知られていますが、これは豊富な水分に加え体内の余分なナトリウムを排泄するカリウムが多く含まれており、さらに尿を生成するシトルリンとアルギニンというアミノ酸も含むからです。
 利尿作用により膀胱炎や腎炎、ネフローゼ症候群といった腎臓病、高血圧や妊娠時のむくみを取り除きます。
 注意すべき事は冷え性の方は多食を控えましょう。またスイカとてんぷらの食べ合わせが悪いというのは、スイカで体が冷えたところへ油の多い食品をとると消化が悪くなり、下痢などを起こすからです。ただし、これは多食した場合の話で、普通に食べるのであれば問題ありません。

ところが医師の見解は
http://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/wp-content/uploads/2018/12/cb1f785c875ff2c79127a470e09c7935-1.pdf
 夏になると毎年、腎臓病教室で繰り返される患者さんとの、この会話。原因は、いまだに『スイカは腎臓に良い』という迷信が多くの方々に信じられているからです。
 このため、スイカの季節になると、腎不全の患者さんが『腎臓を良くしよう』と、スイカをたくさん食べられて、高カリウム血症(血の中にカリウムがたくさん貯まった状態)になって、しばしば来院されます。
 高カリウム血症になると、いろいろと悪いことが体に起こります。特に心臓。動悸や脈が飛ぶ事を感じる不整脈だけでなく、心停止を起こして死に至るような恐ろしいケースもあり、とても注意が必要です。

基本的にはスイカを食べないで!
 では、そもそもなぜ『スイカは腎臓に良い』というような話が昔から受け継がれているのでしょうか。想像の域を出ませんが、《腎臓が悪いとむくむ→むくみをとるのに尿をたくさん出す必要がある→尿を出しやすくする(利尿作用を持つ)スイカがよい》、とされたのかもしれません。
 確かに、スイカの 90%近くは水分ですので、これだけでも尿量は増えるでしょう。さらに、スイカにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは、ナトリウム(塩分)と一緒に水分を尿へ捨てやすくするので、さらに尿量を増やすことができるのです。確かに、このようなスイカの利尿作用は、むくみをとって血圧を下げるので腎臓に良いかもしれません。ただし、腎臓が正常に働く元気な状態であればの話です。
 腎臓の力が弱い方、腎不全の方には、スイカの水分とカリウムが逆にアダになります。腎臓の力が落ちているために、水分やカリウムが尿へきちんと排泄できず、むくみや高カリウム血症を引き起こしてしまいます。つまり、スイカが毒になってしまうのです。
 くれぐれも、迷信にとらわれてスイカが腎臓に良いと思わないように、基本的にはなるべくスイカを食べないように、ご注意ください!

となります。

https://www.hitosuzumi.jp/stylebook/362/
スイカが「夏の果実の王様」と呼ばれるのには深~い理由があります。それはスイカが、熱中症予防をはじめ夏の元気を強力にバックアップしてくれる食べ物だということ。果物栄養学のスペシャリストとして活躍していらっしゃる田中敬一先生のお話によれば、「熱中症を防ぐためには水分補給することが第一ですが、スイカは水分が90%以上と非常に豊富。さらに糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルも含まれているので、微量の食塩を加えるとスポーツドリンクと同じような効果が期待できます」とのこと。夏とスイカの組み合わせは、栄養学的にも理にかなっているんですね。

とはいえ、ここで気になるのがスイカのカロリー。「スイカは甘いから太る」と誤解されている方も多いのでは? でもご安心を。「生のスイカはそのボリュームに対してほとんどが水分。カロリーは100gあたり37kcalと、ゴボウ(100gあたり65kcal)と比べても格段に低いのです。それに、食物繊維も豊富で十分な満腹感が得られるので、ダイエットのリバウンド予防にも効果的といえます」(田中先生)。ちなみに、肥満について研究しているアメリカの代表的医療機関が公表しているダイエットプログラムの中でも、スイカの摂取量は無制限。スイカの食べ過ぎで太ることはまずありません!
1578年に書かれた中国の医学書『本草綱目』には、スイカの薬効が詳しく説明されています。古来より薬膳として認められていたわけですが、近年の研究によって、さらに “女子力up”効果も望めることがわかってきました。

「多くの女性の悩みのひとつが“むくみ”。血液循環が悪くなり水分がたまることが原因と考えられていますが、スイカには血流状態を改善してくれるシトルリンというアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。また、新陳代謝を促し、肌の健康を保つビタミンAや、美肌を損なう活性酸素を除去する力の強いリコピンなども大変豊富。加えてビタミンCは、シミの元になるメラニン色素の形成を押さえるほか、肌の弾力性を保つコラーゲンの形成に関与しているため美白効果やシワの予防効果も見込まれます」(田中先生)。

さらに、スイカに多く含まれているカリウムは、高血圧予防に大変効果的なほか、カルシウムの骨への蓄積を高めてくれる働きがあるため、骨粗しょう症予防効果にも期待が高まっています。

自分では健康の積りでも腎臓が悪いことはありうるだろう。そこでこんな知識も知っておきたい。
https://www.adpkd.jp/yomoyama/vol03_01.html
腎臓は食事として摂取した塩分を尿として排泄するという働きをしています。そのため、塩分を摂り過ぎると、過剰排泄となり、腎臓に大きな負担がかかります。

腎臓の働きを守るにあたって、「減塩」はとても大切です。
「水分」を積極的に摂取する
腎臓には体の水分量を調節する働きがあります。

適度な水分補給を行わないと脱水症状を引き起こし、腎臓に負担をかけてしまいます。

腎臓に負担をかけないためにも水分補給をこまめに行うことが大切です。

・・・何事もほどほどにすることか。