遠足や守らせたまへ我が国を 拙作2021年04月30日

 4月29日の昭和の日には三ヶ根山の殉国七士廟に関係する話題が多々あった。山田氏のブログにあるように、今は名誉回復されて戦犯は居ない。そして昭和天皇もすぐ近くの宿舎まで来られて、殉国七士廟に向かって拝礼されたという。間違いだらけの東京裁判で犠牲になった人々への弔いであった。「裁判官全員が戦勝国の人々で構成された事や、米軍が行った原爆投下などの民間人への虐殺行為は全く罪に問われていない事、起訴状における「平和に対する罪」が第二次世界大戦当時は存在しなかった事」など、戦勝国側の事後法で処刑されたのである。
 純粋にハイキングで登ったり、ガイドブックの取材などで何度も登りにきた親しい山である。もちろん、殉国七士廟も訪ねた。その周辺には秋であればアサギマダラの群舞が見られて感動した。東南アジアへの旅立ちの準備でここに立ちよるのであろう。春は花も咲く。”遠足や守らせたまへ我が国を”と詠んだ。