中村泰二さん、中西れいさんR.I.P2020年12月26日

※R.I.P 「R.I.P.」はラテン語である「requiescat in pace」の頭文字が由来しており、「安らかに眠れ」という意味です。

「requiescat in pace」の英訳は「rest in peace」にあたります。

この文言はキリスト教のお葬式で使われるため、キリスト教徒が比較的少ない日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれません。日本語では「ご冥福をお祈りします」という言葉のニュアンスに近いです。

「R.I.P.」は「アール・アイ・ピー」と読むのが正式ですが、「リップ」と読むこともあります。
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 作詞家の中西れいさんが死去。メディアで一斉に報じられた。今年は有名人の死去が相次いだ。コロナウイルスの感染症もあろう。自死も相次いだ。そして中西さんが癌で死去とのことだった。
 ヒット曲の「北酒場」の作詞家であったが作曲家の中村泰士は12月20日に亡くなられた。中西さんよりは地味な扱いだった。知名度からは中西れいさんが上だからだろう。

 「北酒場」を細川たかしの歌でお聞きして二人を偲びたい。
https://www.youtube.com/watch?v=ShqI_yiQKr0

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201225/k10012783321000.html
作詞家 なかにし礼さん死去 82歳「北酒場」「石狩挽歌」など

 「北酒場」や「石狩挽歌」など、昭和を代表するヒット曲の作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんが、23日、心筋梗塞のため東京都内の病院で亡くなりました。82歳でした。
なかにし礼さんは、昭和13年に旧満州、今の中国東北部に生まれ、終戦後、日本に引き揚げました。

 東京の大学に入学してからシャンソンの翻訳を始め、大学卒業後に作詞家となり、由紀さおりさんの「手紙」や、いしだあゆみさんの「あなたならどうする」など、男女の複雑な恋愛感情を情感豊かにつづった作詞で数々のヒット曲を生み出しました。

 このほかにも、北原ミレイさんの「石狩挽歌」や、菅原洋一さんの「今日でお別れ」、細川たかしさんの「北酒場」など、なかにしさんが作詞した歌は4000曲以上に上ります。

 昭和60年代に入り本格的に小説やエッセーなどを書き始め、明治から昭和初期の長崎の花街を舞台にした「長崎ぶらぶら節」で、平成12年に直木賞を受賞しました。

 また、みずからの戦争体験をもとに旧満州からの引き揚げをテーマに描いた小説「赤い月」は、のちに映画やテレビドラマにもなりました。

 さらに、妻の石田ゆりさんの家族をモデルにした小説「てるてる坊主の照子さん」は、平成15年に放送されたNHKの連続テレビ小説「てるてる家族」の原作になりました。
文筆活動のかたわら、なかにしさんはテレビやラジオの出演のほか、みずからの体験を踏まえて、平和の大切さを語る活動を続けていました。

 なかにしさんは平成24年に食道がんであることを公表し、同じ年に復帰しましたが、その後、がんが再発し、その治療の経過を書いたエッセーを出版するなど、仕事を続けていました。
親族によりますと、なかにしさんは先月から体調を崩し入院していたということで、23日、東京都内の病院で心筋梗塞のため亡くなりました。82歳でした。
以下略

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