寂寞と白き城より落し文 有馬朗人2020年12月09日

 掲題の俳句は「愛知県犬山市 尾張富士大宮浅間神社境内」で” 寂寞と白き城より落し文”(朗人)」を拝見した記憶がある。学問の頂点に経って、且つ俳句でも句碑を残された実力者である。
 犬山城は白帝城ともいうから犬山城の謂いであろう。落し文は季語で「オトシブミ科の昆虫の総称。初夏、櫟、楢、楡、などの広葉樹の葉を筒状に巻いてその中に産卵し地上に落す。この筒状の葉を落し文に見立てた。 
・・・犬山城内での所見である。寂寞というところが真骨頂であろう。意識的に観察した結果ではなく、凡人なら見過ごしそうな句材を見逃さず、1句に仕立てた。

NHKニュースから

 東大元学長の有馬朗人さん死去 90歳
2020年12月7日 21時14分

物理学者で、東京大学の学長や文部大臣などを歴任した有馬朗人さんが亡くなりました。90歳でした。
有馬さんは昭和5年、大阪市生まれで、昭和28年に東京大学理学部を卒業し、その後東京大学の教授となり、平成元年から学長を務めたほか、平成5年からは理化学研究所の理事長も務めました。

原子核物理学の研究で優れた業績をあげ、平成5年に「日本学士院賞」を受賞したほか、平成10年にはフランスで最も名誉ある国家勲章「レジオン・ドヌール勲章」を受けています。

また、平成10年に参議院議員選挙で初当選し、文部大臣や科学技術庁長官を務めたほか、日本科学技術振興財団の会長などを歴任し、日本の科学技術の振興や教育改革などに取り組みました。

平成16年に文化功労者に選ばれたほか、平成22年には文化勲章を受章しています。

平成18年からは中高一貫校や大学を運営する武蔵学園の学園長を、平成22年からは静岡文化芸術大学の理事長を務め、平成27年からは安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」について議論するために設置された文部科学省の検討会で座長を務めました。

また、俳人としても知られ、句誌「天為」を主宰していたほか、平成29年の句集「黙示」などで毎日芸術賞を受賞しています。

平成29年には世界の伝統文化などを保護するユネスコの無形文化遺産として、新たに「俳句」の登録を目指そうと、協議会を設立しました。

一方、有馬さんは平成17年の新聞社への寄稿で、「物理学者としてノーベル賞を受賞してこそ認められるが、研究以外のいろいろなことをやり学問を究められなかった」と振り返っていて、政治や行政に携わったことは「人生の痛恨事」だったと語っています。

関係者によりますと7日午前、東京・世田谷区の自宅で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されたということです。
以下略

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