若狭・庄部谷山を歩く② ― 2020年11月30日
Pを朝8時30分出発、林道へ左折して、上空の送電線を見ながら約20分ほどで384mの近くに立つ送電鉄塔への巡視路の道標があり、さらに庄部谷山へと篤志家が付けた道標もあった。河原へ下るとすぐに水が流れている。ちょっと多めなので平地に赤テープのある上流側にも歩いたが何もなし。戻って渡渉した。
対岸に渡って振り向くと何と橋が壊れている。昔は橋があったのだ。急斜面には巡視路によく見る段差が埋まっている。荒れているが方向さえ分かればいい。ジグザグに高度を稼ぐと384mの北の鞍部に着いた。尾根にはテープ類が豊富に付いている。躊躇なく巡視路用の段差の残る踏み跡をたどればよい。そこを過ぎると樹林が途絶えカヤトの丘に登る。黒谷山の三角点は平な頂上の片隅に座していた。
約50kmかなたの青葉山693mが見えたのは嬉しかった。若狭富士と言い、双耳峰の特徴ある山が可愛い。
黒谷山では少し水を飲んだ。美味しかった。黒谷を後にしてしばらくでまた樹林帯に入る。677mへの登りはブナ林のさまよいであった。ちょっと下ると伐採されて開けたところで一休みした。ここでも送電線が通っている。若狭湾が良く見える。隣の山は雲谷山である。そこへ現れたのはなんとマウンテンバイクの人だった。山頂までは付かず離れずで歩いた。途中で長話したが関東の人らしい。今回で2度目という。
広い尾根一杯、谷間にも広がるブナ林のさまよいは感動する。この尾根ならスキーが使える気がした。加えて赤テープも結構目立つのは落葉期だからと思う。青葉茂れる頃ならちょっと迷うかも知れない。804mのミニプレートがあった。新庄から221m、518mと続く尾根の終点である。
12時、三角点が埋まる山頂は静寂に包まれていた。木の間越に見える黒い山体は野坂岳だろう。標高は古い山の本には856.1mだが今の地形図は855.9mと20センチ低くなった。普通のおにぎりの1.5倍の大きさがあるとはいえ、全部は食べきれず残した。腹筋が締まってかえって食えない。いい傾向である。
さて、12時20分に下山。マウンテンバイク氏は休憩中に登ってきて休まず、自転車に乗って下って行った。さっきの話では野坂岳へ行くという。一般道へ出てからもマイカーへ戻るのにそのまま行ける利点を言っていたが・・・。
下山ルートは東尾根にとったが西尾根よりもテープの頻度が多く、見えるところから次が見える。芦谷山への分岐までは難なく下れた。分岐からも路形がはっきりしている。倒木など多いがピッチは早まる。時計を見るとまだ13時を過ぎたばかりだが雲谷山上空にはもう雲がかかっていた。朝は晴れていたが午後は悪くなる。
そして708m北の鞍部から林道に降り立つって雲谷山を見ると雲に包まれた日輪が山の向こうへと沈む。日没予定は16時44分だが、山陰になることを計算に入れると15時でちょうど良い。やっぱり芦谷山往復は止めて良かった。
674mの南まで林道をしばらく歩くと広大なブナ林がある。まるで庭園か、キャンプ場になりそうな緩斜面が続き、短いショートカットを2回繰り返す。やや急斜面になったブナ林はピンクのテープが頼りで間隔が長いのでGPSでチエックしながら下った。しかしヤブは一切ないので落葉の上を滑落に注意しつつ下った。
林道上部からの長いショートカットの最後は鉄塔が交差した。ちょうど山仕事の人がいたので長話になった。
対岸に渡って振り向くと何と橋が壊れている。昔は橋があったのだ。急斜面には巡視路によく見る段差が埋まっている。荒れているが方向さえ分かればいい。ジグザグに高度を稼ぐと384mの北の鞍部に着いた。尾根にはテープ類が豊富に付いている。躊躇なく巡視路用の段差の残る踏み跡をたどればよい。そこを過ぎると樹林が途絶えカヤトの丘に登る。黒谷山の三角点は平な頂上の片隅に座していた。
約50kmかなたの青葉山693mが見えたのは嬉しかった。若狭富士と言い、双耳峰の特徴ある山が可愛い。
黒谷山では少し水を飲んだ。美味しかった。黒谷を後にしてしばらくでまた樹林帯に入る。677mへの登りはブナ林のさまよいであった。ちょっと下ると伐採されて開けたところで一休みした。ここでも送電線が通っている。若狭湾が良く見える。隣の山は雲谷山である。そこへ現れたのはなんとマウンテンバイクの人だった。山頂までは付かず離れずで歩いた。途中で長話したが関東の人らしい。今回で2度目という。
広い尾根一杯、谷間にも広がるブナ林のさまよいは感動する。この尾根ならスキーが使える気がした。加えて赤テープも結構目立つのは落葉期だからと思う。青葉茂れる頃ならちょっと迷うかも知れない。804mのミニプレートがあった。新庄から221m、518mと続く尾根の終点である。
12時、三角点が埋まる山頂は静寂に包まれていた。木の間越に見える黒い山体は野坂岳だろう。標高は古い山の本には856.1mだが今の地形図は855.9mと20センチ低くなった。普通のおにぎりの1.5倍の大きさがあるとはいえ、全部は食べきれず残した。腹筋が締まってかえって食えない。いい傾向である。
さて、12時20分に下山。マウンテンバイク氏は休憩中に登ってきて休まず、自転車に乗って下って行った。さっきの話では野坂岳へ行くという。一般道へ出てからもマイカーへ戻るのにそのまま行ける利点を言っていたが・・・。
下山ルートは東尾根にとったが西尾根よりもテープの頻度が多く、見えるところから次が見える。芦谷山への分岐までは難なく下れた。分岐からも路形がはっきりしている。倒木など多いがピッチは早まる。時計を見るとまだ13時を過ぎたばかりだが雲谷山上空にはもう雲がかかっていた。朝は晴れていたが午後は悪くなる。
そして708m北の鞍部から林道に降り立つって雲谷山を見ると雲に包まれた日輪が山の向こうへと沈む。日没予定は16時44分だが、山陰になることを計算に入れると15時でちょうど良い。やっぱり芦谷山往復は止めて良かった。
674mの南まで林道をしばらく歩くと広大なブナ林がある。まるで庭園か、キャンプ場になりそうな緩斜面が続き、短いショートカットを2回繰り返す。やや急斜面になったブナ林はピンクのテープが頼りで間隔が長いのでGPSでチエックしながら下った。しかしヤブは一切ないので落葉の上を滑落に注意しつつ下った。
林道上部からの長いショートカットの最後は鉄塔が交差した。ちょうど山仕事の人がいたので長話になった。
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