『山と溪谷』誌11月号 ― 2020年10月21日
10/15に発売した「山と溪谷」誌11月号の売れ行きはどうかと、ジュンク堂栄地下店へ見に行った。発売時5冊以上は在ったが、1週間後の今は2冊残っていた。山岳書コーナーにまわって1冊あった『分県登山ガイド 愛知県の山』の在庫が無いことが分かった。相乗効果で売れたみたいです。やっぱり地元の山が取り上げられると、一度は登った山であっても買われるみたいだ。
登山と自然を愛して四季の山歩きをしています。その見聞を綴りました。又、登山や自然に関した俳句、写真、書物、人などのことも折々書いていきます。
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「悪天候は人を死地に追い込むためにあるのではないということである。厳冬1月も寒冷さ、風雪の狂う高所では、人の生存を拒否しているようであるがそこへ登ろうとするものは、それがどのようなものかは、すでに分かっているはずである。また、それに立ち向かう自由と、さける自由は登山者自身に許されている」
「その五体を安全に守ってくれるのが、山の常識であり、山の技術である。知識だけではなく、ことにのぞんで反射的に行使されるまでに身についていなくてはならない。それは何も高度な技術を要求していない。要するに山での危険というものは、山にあるのではなくて登山者自身にのうちにある、ということを、はっきり知っておくことである。」
東海銀行山岳部「さすらい」2号(昭和38年)の寄稿から
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