ヒレア・ベロック (著), 渡部昇一 (監修), 中山理 (翻訳)『ユダヤ人 なぜ、摩擦が生まれるのか』届く2020年10月06日

 アマゾンのコピー文転載
「日本ではほとんど知られていないが、ロシア革命はユダヤ革命といってもいい革命で、少なくとも当時の西欧では、そのように受け止められていた。レーニンの母親がユダヤ人、トロッキーも、革命に参加したボルシェビキの大多数もユダヤ人で、その多くはアメリカから駆けつけた人たちだった。
 しかもロマノフ王朝の人々を殺して、その財産をオークションにかけ、大もうけしたのもユダヤ人であり、第一次世界大戦で、対立する両陣営に武器を売って大もうけしていたのもユダヤ人だった。 こうした時期に書かれた本書がユダヤ人の脅威を訴え、著者の意に反して後世「反ユダヤの書」と呼ばれているのは確かだが、著者の意図は、この放っておけば危険なユダヤ問題に適正に対処するためには、どうしたらいいかを考察することにあった。
 古来、ユダヤ人と非ユダヤ人との接触の歴史は、「移住→初めは親和→違和感→反目・憎悪→迫害・追放→移住」のサイクルを、時代と土地を変えて延々と繰り返してきた。
 著者はこれまでの摩擦の原因、その問題点と解決法を、ユダヤ人の立場と非ユダヤ人の立場で考察する。 特にイギリスでは、長年、ユダヤ人問題は存在しないという立場を取ってきたが、著者はそのような「偽善的自由主義」は早晩行き詰ると警告し、非ユダヤ人の側は、ユダヤ問題が存在するという事実を直視し、ユダヤ人をほかの黒人やシナ人と同じように扱うことの必要性を説く。
 またユダヤ人に対しては、秘密の護持、選民意識・優越感の表明をやめるよう訴える。 さもないと、ユダヤ問題は近いうちに、もっとも悲惨な結末を迎えるであろうと、20年後のホロコーストを予言するような発言もしている。 当時の西欧では、ユダヤ人の金融支配、マスコミ支配が公然の秘密となっており、反発が限界近くに達していた。
 このような状況は、実は100年近くたった今も、まったく変わっていない。100年前のベロックの問いかけと警告は、現代でもそのままそっくり通用するものである。」
 ・・・在日韓国人問題は考察すると、ユダヤ人問題のコピーかと思うほど同じ経緯をなぞっているように思っていた。「ユダヤ人の中略、マスコミ支配が公然の秘密」の部分は教えられたわけではないだろうが、そっくり同じである。大きな違いはカネがないこと。しかし暴力の手段に訴えてでも目的を達成する点では同じである。これでは世界から嫌われるだろう。ユダヤ人は発券銀行を支配して国に国債を発行させてカネを貸す仕組みを作り、利息で儲けて来た。そのためには最大の無駄遣いである戦争をそそのかすのである。マッチポンプかと思う。一方で韓国はそんな悪知恵はない。国家の中枢に入り込んで公金を吸収するくらいだろう。アイトリ、日本学術会議などにこっそり入り込んできた。ユダヤ人は人口1600万人しかいないし、韓国は5000万人、北は2555万人。合計7500万人。フランスの人口6699万人よりも多い。経済大国の資格は充分あるが、金融に弱点がある。国民をまとめる政治力が発達すると侮れない国になる。しかし未だに分裂国家だし、公の考えに乏しく、儒教の支配する国なのである。ユダヤ教も儒教も序列を重んじる。これでは付加価値を積み上げて豊かな国になった日本には及ばない。