登山の死いつかわが身に銀河浴ぶ 平岩武一2020年08月17日

 東海白樺山岳会ブログで遭難件数を列挙し始めて、6/19から8/16までの約2ヶ月弱で49件発生した。7月末までで15件、8月だけを取り上げても34件ということになり、1日でほぼ2件発生していることになり、これは異常事態である。
 昨年の8月と比較すると名山や日本アルプスが多いが今年は北アに集中し、全国各地の低山に拡散した傾向がある。コロナ禍で有料、食事付きの山小屋が北アに限られるのでこれは予想通りといえる。
 もう一つは高齢登山者の遭難多発と死亡率の高さが群を抜いている。特に道迷いから行方不明になる事例が後を絶たない。ただでさえ、高齢になれば筋力低下は免れないのに知ってか知らずか、滑落死が多い。高齢者の滑落、転倒、転落は死につながりやすい。筋力の低下は左右前後のバランスをつかさどる重要な筋肉なので、意識的なタンパク質の摂取が必須であろう。加えてVB1,VB2,VB12などとVCも重要なものである。
 お盆休みも終わって、山岳遭難も一段落するだろう。8/21からは猛暑も一服するとの予報が出ている。どこかの静かな山域で静養したいものである。ステイホームは何もしないようでも結構体力を消耗している。在宅の熱中症患者が死亡することもある。暑いというだけでも消耗するのである。

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