上松町出身の御嶽海の活躍は2020年08月01日

 7/30から7/31にかけて久々に上松尾根を登ったが、下山後は上松町営ねざめホテルで入浴した。コロナ禍で入浴者数を制限中だった。普通は浴室へ土足で行けたはずだが今は玄関で体温測定、消毒、土足からスリッパに履き替えて入浴者数をチエックする体制であった。男性は私1人であった。
 入浴後、雑談中、御嶽海の看板が目についた。あれは「おんたけうみ」か、いや「みたけうみ」でしょう、とやりあっていたらホテルの従業員が「みたけうみ」と読み、上松町出身と聞かされた。そして本名は大道(おおみち)というが、先に同名の力士がいたのでしこ名も地元の御嶽山に因んで命名した。出羽の海部屋は最後に海がつくので御嶽海を名乗ることになったという。町営なので地元力士の活躍を一日一日勝敗を掲げて応援しているわけだ。そんな蘊蓄を楽しく聞いた。
 帰名後、ググってみると父(現在68歳)は日本人だが母は何と21歳下の年の差婚で射止めた可愛いフィリッピン人で御嶽海はハーフだった。旧木曽福島町にはうまい蕎麦屋があり、そこの主人の嫁さんもフィリピン人だったから山家の外国人でも珍しいとは思わないが・・・。母親の大道マルガリータさんも今はフィリピンパブを経営中だとか。
 私の山岳会会員にも日本人の奥さんと別れてフィリピン人女性と再婚したのがいる。白人女性よりはよほど気心は会うのだろう。 
 元に戻って、御嶽海は東洋大学で法律を学んだ学生相撲出身であり和歌山県庁にも採用が決まっていたのにそれを断りプロの道を歩んだというから面白い。
 上松町がいやに暑いと思ったら御嶽海はなんと今日(8/2)の千秋楽で優勝争いに残っているのだ。「優勝争いの行方 千秋楽で照ノ富士が御嶽海に勝てば、その時点で照ノ富士の優勝が決まる。御嶽海が勝った場合は、照ノ富士、御嶽海、朝乃山-正代の勝者によるともえ戦(3人での優勝決定戦)となる。」(日刊スポーツ)地元力士の活躍で湧いているのですね。どおりで暑かったはずです。