原稿「『ホハレ峠』と廃村門入の記憶」を送信2020年07月28日

 8/3が締切の臨時の原稿を覚悟を決めて着手した。7/26に借りて来た本『山里にダムがくる』(山と溪谷社)の下読みは終わった。この本はいくつかのダム建設物語のアンソロジーである。独立するには文章の量も少ない。『ホハレ峠』はそれを下敷きにして、一女性の人生にまで引き延ばした。それでも冗長ではないし、退屈することはなく読み切った。立派なノンフィクション文学の一書になった。重版になるはずである。読み手の判断に任せることで成功したと思う。以前に書いた文は2600字もあるのでそれを1200字に圧縮した。何を一番言いたいのかに集約するのは難しいものだ。それでも約束を果たしてほっとした。