身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ ― 2020年07月13日
本業がさっぱり振るわず悲観的な状況であるが、損益分岐点を下げる努力をし始めたら、途端に好転し始めた。人脈から紹介があった案件を今年になってやる予定がコロナで吹っ飛んでしまった。ところが一転、電話があって改めて依頼があった。しかも予定より大きな仕事になっていた。最後まで諦めるものではないなと思う。
登山と自然を愛して四季の山歩きをしています。その見聞を綴りました。又、登山や自然に関した俳句、写真、書物、人などのことも折々書いていきます。
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「悪天候は人を死地に追い込むためにあるのではないということである。厳冬1月も寒冷さ、風雪の狂う高所では、人の生存を拒否しているようであるがそこへ登ろうとするものは、それがどのようなものかは、すでに分かっているはずである。また、それに立ち向かう自由と、さける自由は登山者自身に許されている」
「その五体を安全に守ってくれるのが、山の常識であり、山の技術である。知識だけではなく、ことにのぞんで反射的に行使されるまでに身についていなくてはならない。それは何も高度な技術を要求していない。要するに山での危険というものは、山にあるのではなくて登山者自身にのうちにある、ということを、はっきり知っておくことである。」
東海銀行山岳部「さすらい」2号(昭和38年)の寄稿から
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