飛騨地方で地震が集中的に発生2020年05月18日

2020年05月13日 15時15分頃岐阜県飛騨地方震度3の分布図
 日本にいて地震は日常的ではあるが、それでも一番いやな情報である。4月23日は松本市の奥の上高地周辺で起きた震度震度4があった。続いて5月4日は千葉県で震度4、5月17日は紀伊水道で震度4、今日は宮城県では震度4である。
 気象庁のtenki.joのHPで地震情報で「すべて」の地震を数えたら5月だけでも87件もあった。このうち、飛騨地方、中部地方などに大まかに分類すると

飛騨地方    22回

長野中部    11回

関東地方(千葉県、茨木県、神奈川県) 14回

北海道地方   6回

東北地方    12回

関西地方     7回

西日本地方   10回

 中でもダントツに多いのは岐阜県飛騨地方である。この現象は地質的に長野県中部と連動していると考えられ、二つ合わせると33回ある。分布図は岐阜県と長野県境で分断される。もっとも左に膨らんだ辺りは御嶽山である。岐阜、長野、富山の三県境は槍ヶ岳に当たる。
 全体の30%は分布図を参照すると分かるが焼岳を中心にR471の高原川沿いとR158の梓川沿いに線となって頻発している。×印は焼岳付近と思われる。ここに大きな震源があるのだろう。
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 ここ以外にも大きな地震あった御嶽山がある。死火山と思われていた御嶽山の噴火は衝撃的でした。個人的には周辺の巨大スキー場開発で大径の原生林を皆伐してしまい、根っこをダイナマイトで爆発させて掘り出し、大きな穴を開けた。地は均すものの樹木の持って居た保水力は著しく失われたことで、地下へ浸透が早まり、地下のマグマに触れて水蒸気爆発したと考えています。
 だからあれは自然災害ではあるが人間の自然への過大な干渉による人災であると考えています。人間社会では都市計画法で開発許可などの制度はあるが、自然への想像力を欠けば今後も起こりうる。
 焼岳周辺の巨大土木開発は安房トンネルの掘削しか思いつきませんが、それが刺激となって爆発するかも知れません。なぜならば、当然にダイナマイトを多用し、非常に硬い安山岩質の地層に多くのひび割れを起こしていると想像します。地層のひび割れに水が浸透し、マグマに触れるわけです。ひび割れですからまだ震度が低く済んでいるのです。
 安房トンネルの開通は1997年でした。御嶽のスキー場開発の歴史のサイクルはほぼ20年で事故が起きているので、完成後20年経過した年は2017年。今年は2020年ですからそろそろ大爆発を考慮する時期です。ちなみにHPで岐阜県飛騨地方の地震の過去は2008年から記録があります。
 怖いのは安房トンネルの中途での崩壊です。北海道の積丹半島の豊浜トンネルも火山性の岩盤をくりぬいてトンネルを掘ったが、トンネルを保護するコンクリートをつぶすような岩盤崩落で犠牲者がでています。震度の大きな地震で岩盤崩落、安房トンネル閉鎖とならないことを祈りたい。また焼岳の登山者は大雨の後は登山を警戒しながら行くとか、何らかの配慮が必要だ。地震直後は登山を中止するのも良い。噴火すると火砕流で梓川を堰き止めて大正池を作ったのだから。今は雪解け水、梅雨から夏にかけて台風などで大雨になると浸透量が急激に増える。警戒するに越したことはない。

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