ひたひたと春の潮打つ鳥居かな 河東碧梧桐2020年05月14日

和多都美神社 (一社)長崎県観光連盟 長崎県文化観光国際部観光振興課のHPから
ブログ「 季語と俳句鑑賞ノート」から
http://haikukigo.lalalan.com/node/14

季語:春の潮ー春  出典:新俳句  年代:明治30年(1897年:24才)
春の潮がひたひたと打つ、瀬戸内海らしい、海上の大鳥居、その背後には
大きな神社、森や島などが想像されよう。
以上
・・・私的には正月休みに長崎県対馬市で見た和多都美神社を思い出します。あれは冬ですが、季語は春の句です。それでも今時の情景として思います。この句は乙字が昨日アップした序文で推奨するように、韻律がすばらしいです。鳥居かなと体言で止めて詠嘆のかなで切る手法は非凡な才が溢れています。