国境の島・対馬の山旅②対馬へ上陸2019年12月29日

 午前4時半ごろ、対馬の厳原港に入港。しかし周囲は真っ暗だ。スマホに有明山の登山口を入力してみたが今は廃道という万松院へ行くとUターンせよという。また舞い戻って、6時過ぎ、ホテル探しを始めた。東横インが空いていたので窓口まで行って12/31まで抑えた。応接掛の女性は阿比留さんという。いかにも対馬へ来たという気にさせるお名前である。司馬の『壱岐・対馬』に出てくる。
 天気は曇り。芳しくないので、島の北までドライブで偵察行にした。R382を北上。未知の土地を走るのは面白い。万関瀬戸の風景が面白いのでここで長く遊んだ。かつて海軍がつながっていた土地を開削して軍艦が通過できるように運河を建設した。対馬海峡の流れは対馬に当り、西水道と東水道に分流する。西から東へとかなり早く流れている。ここに発電機を設置すれば海流で電気を起せるのではないか、などと夢想。
 午後になり、万関園地へクルマで登ると展望台があり、さっき見た白嶽の双児峰(雄岳と雌岳)がよく見える。ここにもメボシマ山70mの3等三角点が土盛して保全されていた。上陸第一号の三角点である。ここでガスコンロでお湯を沸かしアルミ鍋のうどんを食した。ここなら管理されたトイレの水道もあるし近くに民家もないので安心して車中泊できそうだ。Pの外にはゴミが多いのが残念。
 どんどん北上して、『街道をゆく 壱岐・対馬』に出てくる佐須奈を通過。比田勝まで走った。ここだけは国際港らしい雰囲気はあった。上対馬町泉まで行って引き返す。途中、何があるかと左折、何と東横イン対馬比田勝が建っていた。となりに上対馬温泉渚の湯が営業中だったので入湯した。ガラガラである。ここも海岸付近のトイレが利用でき車中泊が可能だ。後はR382を厳原まで戻った。途中の美津島町鷄知(ケチ)には大きなスーパーが集積(食品、ドラッグ、ホームセンターなど)しており、今夜の夕食と酒を買った。
 鷄知は阿比留さんの営業用看板も多い。宗氏以前の支配者の末裔であろうか。約80km以上はあり着いたのは夜になった。