マルクスの評価も暴落2019年10月19日

https://www.youtube.com/watch?v=CSnGMvnGHxY&t=123s

 右派番組のチャンネル桜の中でも人気は渡邊哲也さんのこれ。
「教えて!ワタナベさん日本も危ない?隠された「革命」の原理~マルクスの「資本論」と共産主義・社会主義 [桜R1/10/19]」です。今回のテーマは知っているようでしられていないカールマルクスのエピソードです。
 『共産党宣言』、『資本論』なども読んでみましたが日本には合わない。また労働者が資本家を倒し資本主義社会を転覆するといういわゆる暴力革命は尚も合わない。
 日本は皇紀2800年の連続した歴史を持っています。本居宣長は断続したシナの歴史と比較し、日本の長い歴史を発見しています。松阪市の本居記念館に行くと手書きの歴史絵図が展示してあります。
 マルクスはドイツ系ユダヤ人でした。動画では多分ユダヤ人全体をひっくるめて批判することになるので人種には配慮して言わなかったですね。日本は戦前から人種差別撤廃を叫んできた国ですから。
 マルクスが解き明かした資本主義社会の矛盾を他の多くの思想家や革命家に利用されてしまった。特にレーニンと結びついてソ連を誕生させたことは動かしがたい歴史事実です。レーニンもユダヤ人であり、4分の1はモンゴル人の血も混じる。レーニンの生まれた土地ではレーニン顔の人々がいるそうです。
 ちなみに私の35歳年長の知人Mさんもレーニン顔でした。戦前の日本共産党員であり、当時住んでいた三鷹市で政治活動をしていたので三鷹のレーニンと呼ばれていたそうです。しかし戦後はその過去が災いしてまともな仕事に就けず、貧困のうちに死去。彼の人生はなんだったんだろうか。
 共産党独裁のロシアでもシナでも良いことはほとんど伝えられてこない。人民の大虐殺、権力闘争の果ての殺人、他国への侵略、チベット、ウイグルへの圧政、旧支配者だった満州族(清朝)は分散統治し言語も失わせた。すべてマルクスの思想(共産党独裁)が根源にあることを思うとまるでカルト宗教の教祖かと思う。事実信仰者(コミュニスト)は教条主義的である。
 日本は世界の辺境にあり、まだまだコミュニズムを信仰する人々が多い。日本共産党が党員28万人に対してアメリカ共産党は党員15000名というからもはや比較にはならない。ソ連崩壊後のロシア連邦共産党の党員は16万人、統一後のドイツ共産党員は3500名なので衰微する趨勢にある。
 コミュニズムが衰退すると、今度はグローバリズムが台頭してきた。今や勢いを得て日本も巻き込まれた形である。これもユダヤ人左派が主導する国際金融資本という。結局労働者階級の救済にはならず、かえって賃金が下がって生活が貧困化に向かっている。欧州では反ユダヤ主義(反グローバリズム)が台頭しているという。トランプに続き欧州でもナショナリズムとの対決が続くのか。知的刺激に富む良い番組でした。

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