サポート人材交流会へ参加2019年10月10日

 10月10日は午後からサポート人材交流会へ参加。申し込みは4社だったが競合が多いのか1位と4位の会社は面談できず、2位と3位のみになった。しかも申し込み3位の会社が面談では1番になるなど当局も調整に苦労した跡が伺える。
 14時きっかりに金融機関と当局のあいさつが開催。14時10分から企業側と面談者が面談を開始。私は14時40分からとなった。得意分野の経理財務でノウハウを発揮できる機会を得られれば幸いである。
 最初の企業さんは中堅管理職の人で経営課題と私の経験とのすり合わせを話ししながら進行した。合致したのは企業にすでに取引のある税理士さんへの不満を聞き出せたこと。いわゆる税務会計への疑問である。法人税法上の納付額を算出するだけの税理士では会社経営に役立たないと気が付いている点で意見が合致した。
 私の勤務先でも20歳台の勤務先では税務会計だった。法人税の計算は会社員として処理していた。そう難しい仕事ではない。いまはみな倒産してしまった。勤務していたころは資金繰りに追われて如何に倒産しないかに知恵を絞った。
 一方で、30歳から60歳まで勤務した会社は管理会計で発生主義できちんと仕訳していた。しかも高収益である。無借金経営で銀行に依存しない体質の立派な会社であった。ここでは如何に高収益を維持するかがテーマになった。ちょうど電算機にデータを移管する過渡期に当たりPCのソフトにつないだところで定年退職した。定年後も会計のみに絞って契約してくれて会計ソフトに精通できた。
 中小企業はあらゆる仕事を振られるからいい勉強になったと言える。ところが当該企業さんの要望は公認会計士か税理士、大企業の経理経験者を要望。ここがミスマッチした。
 難関の国家試験にパスしたから何でも対応できる能力を保証するわけではない。また大企業の経理経験者が幅広く対応できるかは疑問がある。面談の担当者がそこに気が付いてもらえるかどうかは微妙なところだ。