汗拭きを二枚も用意して仕事2019年07月31日

 朝から猛暑、便乗の車を待つ間は緑陰を探した。風はほとんどなく、額から汗が滴る。それを見越してハンカチも2枚持った。そしてある地区の義母の入居施設に向かった。
 ある銀行の相談員として受けた家族関係の中の相談は深刻だった。実の父の後妻なので血のつながりはなくても姻族として面倒は見なければならない。財産がたくさんあれば先を見越して養子縁組など手抜かりなくやっておいたはず。そうでなければ父の死後の縁は薄い。かつ義理の母は認知症で施設に入居したものの財産整理が進まなかった。夫婦には地獄であった。姻族の悲哀である。
 相談をうけて最初に義母に会うと明るく愛想がよかった。長野市の出と自白されたので、善光寺とか山の名前を出すとみな反応された。遠い記憶は壊れていない。これなら任意後見が適当と思われた。医師の診断後の今日再会したが、結局診断は認知症であった。今も亡夫の死を認めていないとのことであった。
 それで法定後見の手続きを進めることとした。当の息子さんには書類の収集と書き方を指導し申し立てへの準備を進めてゆく。猛暑の中、かけづり回った1日である。9月にも申立て、審査を経て年内にも後見人が決まる。さすればあの夫婦の悩みも一段落することになる。