句会2019年07月30日

 月1回の句会。発足時は70歳代前半だが9年も経過すると会員はみな80歳代になった。夫は70歳代後半で死去して、寡婦になった。ますます気力充実の人もいるが気力を保てない人もいる。
 出席率が悪くなる一方だ。それでも休会はなかった。男性はまだ70歳代だが1月の新年会以降顔を見ない。女性3人のうち1人は夏は孫の世話とかいって欠席している。いまだに家族のしがらみから抜けられない。月1回の楽しみすら出てこれない。
 今日は2名の出席を得たが1名は遠方のためにタクシーで来るのだが場所を忘れたとか電話してきた。もう気力が失せるばかりなのだろう。句も作れなかったとかいう。いよいよ解散の気分がただよう。それでも最後は食事会に誘ってくれた。
 そういえば2か月前のこの店で会った隣人の男性は癌の手術で入院していて今日退院したばかりというのに生ビールの大を美味しそうに飲んでいた。つい先週亡くなったことを思い出した。男性は基本的に健康管理が無茶苦茶で健康を害しやすい。ために女よりは早く死亡する。
 だが自分も他人のことはとやかく言えない。余命10年(以内)と言い聞かせる。うまいビールを飲んで死んで行けたら、しかも癌で苦しまずに逝けたら幸せというものかも知れない。