木曽の御嶽山登山規制が解除された2019年07月01日

 2014年9月の噴火事件で58名が死亡、5名が行方不明という惨事を招いた。以来、山頂へは立ち入り禁止が続いていたが、7/1に解禁となり、遺族らが慰霊の登山をした。不思議なことに名古屋市の医師がその前に道迷いとかで遭難している。山頂へは行く前に迷ったのか。
 動画などを見るとヘルメットを着用して物々しい雰囲気だった。しかも濃霧の中で楽しい登山ではなかったと思われる。登山者のコメントには日本百名山が目標で登山したかったとあった。登る動機は様々だが、目標達成のために危険を冒すことだけは止めるべきだろう。
 登山は晴れた日か、強風、降雨、濃霧でもなければそんなに危険ではない。山の機嫌のいい日に登って欲しい。そしてできれば、集団では登らないことである。
 あの日、生還できたガイドさんの体験談を聞くと、多くの登山者が避難の態勢をとらず、動画、撮影をするなどして様子見していたらしい。自然の猛威にあまりにも鈍感過ぎる。それが58名もの大量遭難につながった。
 7/1にはやはりツアー登山で登った人もいたらしい。60歳代の登山者の中には7合目で体調を崩して救助されたという。
 高齢者が濃霧か小雨の中を強行登山するのはそれだけで遭難予備軍に思える。しかし、新聞各紙はそうは書かず、悪天候にも関わらず、慰霊の登山をした健気さを讃えるかの論調であった。メディアは遭難があろうとなかろうと記事になればいいのである。