小屋番の山日記

　名古屋は雨。WEBのニュースでは関東方面や北では雪が降ったようだ。満開の桜に雪が積もる映像はそれはそれで美しい。花冷えである。せっかくの花見もこれでは出足がにぶる。花の寿命は延びるかも。薄着に慣れようとしてきたがさりとて厚着するほどではない。若干残った石油ストーブに点火した。
　　　　春ストーブふたたびお声かかるなり　拙作
　https://www.asahi.com/articles/ASM4B2SCYM4BULZU001.html
　ケーシー高峰さんが8日に死去と報じた。医事漫談という前人未到の分野で後塵を排することもなく、一世を風靡したのだった。そうりゃそうだろう。「ケーシーさんは山形県出身。母方の家系が、江戸時代から続く医者の家だった。家業を継ぐため日本大学医学部に入学したが、芸能の世界に憧れ、芸術学部に転部。在学中からジャズクラブなどで司会をつとめ、漫才師「リーガル天才・秀才」の門をたたいたが断られた。やがて、大学の先輩と組んだ漫才コンビ「大空はるか・かなた」として活動した。」そうだ。本物の医者になりかかっていた人である。ユーチューブでありし日の漫談を楽しみ追悼した。

　マンションの管理人から電話があった。
　理事会の役員交代の時期になったので会計帳簿を締めた。昨年は総会を3回も４回もやってもめた。会計上の不備の指摘が多かったが、自分が担当する今年は特に仕事はなかった。現金と帳簿残をチエックして締めた。
　もう一件は自宅の水道メーターの使用量が異常に多いというのだ。それで水道屋に来てもらって調べると電気温水器の中で漏水と分かった。温水器は業者の記録では1994（平成6）年に設置した。それで修理の部品も無いことだし新品と交換してもらうことになった。25年の寿命だった。
　急遽多額の現金が要ることととなって財布の方は花冷え以上に冷える。