総会もこれが最後や五月尽2018年05月31日

 今日は午後から愛知県行政書士会の総会だ。12時から受付なので10時30分過ぎに自宅を出た。窓からは降っていないように見えて折り畳み傘を用意したが、階下に来ると降っているではないか。戻って大きめの傘に取り換えた。
 地下鉄・御器所で乗り換え、国際センター前で下車。すぐに会場のプラザホテルに着く。大勢の人でにぎわっていた。受付を済ますと知己の先生らとしばし懇談。
 13時になり総会に入った。来賓入場、大村知事のあいさつ、会長のあいさつが続き、式次第が消化された。議案の審議に入る前に約3000名近い会員に対して出席者は200名以上、委任状を含めて総会の成立が宣言された。今回はいつも以上に質問が多かった。議事進行の動議がなされたが、何とか無事に終わった。続いて政治連盟も同様の審議に入ったが特別紛糾することはなかった。
 先週は自宅のマンションの管理組合の総会が流会したこともあり、そういうこともあるのだと緊張する場面もあった。管理組合の審議は山積で、愛知会の質問書を管理組合用にカスタマイズして理事長に提案しておいた。老朽マンションは今後多くの問題を抱えて紛糾するだろう。

 愛知会の方も会員増に対して仕事が奪い合いになるので、新たな業種を開拓せねばならない。
 カレー店、牛丼店、回転すし、ラーメンと餃子の店も繁盛店から廃業寸前までピンキリであるように、市場が飽和状態にあっても何とか知恵で切り抜けて行くしかない。
 弁護士業界も今や3万人と聞くし、7万人超の税理士業界は産業界が経営承継問題で廃業が現実化。顧問先を失う展望に改革を迫られている。食える士業でも大変であろう。

 行政書士業界は5万人に迫る。愛知会だけでも3000人突破は目前である。社会の変化に対応することが求められている。他の国家資格と組み合わせで業務拡大の先生もいる。
1 プラス社会保険労務士で企業の労務に専門化
2 プラス社会保険労務士と取次行政書士で入管に専門化
3 プラス税理士で相続・遺言書に特化
4 プラス土地家屋調査士で不動産関連に専門家
5 プラス司法書士で相続・遺言書を含める
6 公務員からの転身組(事務系公務員は17年以上で無試験で登録できる)では、
・警察畑・・・交通事故、風俗関係、自動車関係
・事務畑・・・相続・遺言書、許認可
7 その他、会社員、自営業など非常に多彩な経歴の持ち主が多い。
それぞれのキャリアと人脈を生かして「棲み分け」ている。

 総会終了後はお決まりの懇親会になった。御馳走をしっかりいただき、美酒を飲ませてもらった。周囲は見知らぬ若い人だらけになった。段々知己が減って行くような気がする。
 あとどれだけ頑張れるか。今も仕事がゼロではない。建設業許可取得に支援をした関与先から電話で今年も事業年度更新を依頼された。明日から着手する。成年後見人の仕事も本人が亡くなるまで続く。中途で降りるわけにはいかない。そこが解雇されたらゼロの会社員とは違う。
 梅雨のはしりのような1日が終わって家路についた。4月から続いた総会ラッシュも7回目の今日で終わった。まだあるが東京なので委任状で済ませた。

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