「山で死なない方法」研修2018年04月11日

 昨夕はJACのルームで「山で死なない方法」の研修があった。講師はY氏。過去に実際にあった鈴鹿山系の道迷いを事例に出席者との双方向での講義であった。
 ちょこちょこっとメモしておいた話の断片である。以下は出席者から出た話。
1 計画してみる
2 ついてゆくだけではダメ
3 60歳以上の人は甘い
4 転滑落事故が多い
5 計画(性)が大切
6 判断ミス・・・リーダーの負担が多い
7 ツアー登山ではスキルが向上しない
8 リスクをリスクと認識する
9 ヒューマンエラーは100%無くせない。人間は完璧ではない。 
10 リスクに対応しなさい
11 病気、突然死もある

ビバークで必携は?
1 ヘッドランプ
2 ツエルト
3 雨具
4 水、食料
5 古新聞、、マッチ、ローソク

道迷いの原因
1 思い込み
2 地図を見ていない
3 事前の検討がない
4 ついてゆくだけ
5 現在地を確認していない
6 分岐の見落とし
7 コンパスを見ていない
8 リーダーの不在(筆者の発言)・・・おかしいという人がいない
9 自覚したら分かるところまで戻る 
10 迷ったら動かない。下手に動くと死亡もありうる。
・・・・主に中級者が中心の出席者が対象で、相方向で1時間30分の研修でした。
 登山においては計画性がないと漠然と取り組み、うっかり道迷いになって大いにあわてることがある。気が動転して沢を下ってしまい転落死することもある。実際にあった。
 登山だけではない、投資、起業、軍隊、行政、その他、およそ人が動くことに関しては計画が必須である。