オリヲンの真下春立つ雪の宿 前田普羅2018年02月04日

 WEBの大辞林によると「二月上旬の宵に南中する星座。アルファ星ベテルギウスとリゲル、その中間に位置するいわゆる「三つ星」が冬の南天を飾る。」だとか。空気の澄んだ山村の冬空にはよく見えるらしい。らしいのは私は眼が悪いので星座は苦手。

 この句は富山市でのものだろう。立春の夜空にオリオンを認めた。雪の宿は雪におおわれた自宅を指すのだろう。春立つと中句に季語を置いて厳しい寒気の中にも春を見出す作者が居る。

 この日は藪山でもふらつくつもりが余りに寒くて出かける気にはならず。自宅で寝ころんで読書三昧になった。それでも午後遅く、長久手温泉に出向いた。自宅の風呂は電気温水器ゆえか夕方には冷えてしまう。ギリギリの温度は保つが芯から温まらないので入湯しに行った。さすがに広い風呂は良い。考えは皆同じと見えて湯客も多かった。

  男湯にあまた春立つ湯殿かな