名古屋市緑区の成海神社へポタリング2017年07月07日

 久々に朝早く起床した。九州は豪雨で甚大な被害というのに名古屋は梅雨晴れである。日中は暑くなりそうだ。6時前、顔を洗ってすぐにポタリングに出かける。
 行く先は成海神社という。ここもこれまではこんなところに大きな神社があるなあ、と見過ごしてきた。何で知ったかといえば、古代史の本を読んでからである。『古事記』や神々と神社の書籍を読み漁るうちに、東海地方は神話の中でも特にヤマトタケルと関係が深いと知った。日本武尊と書く。調べるとあちこちに主祭神として祀られている。これから主な神社をポタリングして行こうとと思う。
 行きがけに野並八剣社にも参拝した。ここも分社ながら日本武尊他が祀られていた。
御由緒
八劔社は、旧鎌倉街道(上野道)沿いに鎮座し、「尾張名所図絵」には交通の要所として記されるなど、地域の安全、国家安寧を見守ってきました。 八劔社周辺は、古くから「大宮司山」と呼ばれ、熱田神宮大宮司であった千秋家の領地でした。その他に熱田神宮にある八劔社の分神として主祭神の日本武尊他八柱の神様がお祀りされています。 相殿神として日本武尊のお妃である宮簀媛命を始め、相殿の全ての神様が創造の神など対でお祀りされているので、縁結びや安産などに特にご利益があると伝えられております。 また日本武尊がご自身にふりかかる数々の災いを払いのけ、見事に名を上げられた故事に倣い、厄払いや立身出世の神様としても篤く崇敬されています。

御祭神
日本武尊,伊弉諾尊,伊弉冊尊,天照大御神,月読尊,蛭児神,素盞嗚尊,宮簀媛命,建稲種命
以上

 野並から鳴海まではほぼ平坦だが、鳴海から若干の登りが辛かった。自転車のギアを調整しながら成海神社まで登りきった。広大な駐車場が整備されたばかりだった。境内に進み、御手洗場で手を清めた。ここも杉の曲げのひしゃくであったから本格派である。玉砂利の境内を本殿まで進んで参拝した。 

 成海神社はウィキペディアによれば

主祭神
日本武尊
配祀
宮簀媛命
建稲種命
宮簀媛命は、尾張国造の乎止与命と真敷刀俾命の子で、日本武尊の后の一人。伊吹山に赴く日本武尊から草薙剣を預かり、後に熱田神宮を創祀した。
建稲種命は、宮簀媛命の兄で、日本武尊の東征の際、副将軍として随従した。
以上

熱田神宮は宮簀媛命が創祀したという。熱田神宮の創建を見てみると

創建[編集]
第12代景行天皇の時代、日本武尊が東国平定の帰路に尾張へ滞在した際に、尾張国造乎止与命(おとよのみこと)の娘・宮簀媛命と結婚し、草薙剣を妃の手元へ留め置いた。日本武尊が伊勢国能褒野(のぼの)で亡くなると、宮簀媛命は熱田に社地を定め、剣を奉斎鎮守したのが始まりと言われる。そのため、三種の神器のうち草薙剣は熱田に置かれているとされ、伊勢神宮に次いで権威ある神社として栄えることとなった。
以上

 世に名高い熱田神宮と成海神社は日本武尊とのつながりにおいて切っても切れない関係にあった。成海神社は格式の高い古刹といえる。

 参拝後はさらに登りをこなして下り坂に出て、千句塚公園に寄った。松尾芭蕉の生前唯一の自筆の句碑が建立されている。断崖の上にあるので公園からは名駅前の高層ビル群がよく見える。自転車を下りて車道から野並まで走る。野並からは天白川のサイクリングロードを走って帰宅した。約1時間半だった。

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