麗しき春の七曜またはじまる 山口誓子2017年04月03日

 今日から4月の実質スタート。役所は新年度、3月決算の会社は今日から新年度入りする。新入社員、新入学生なども今日から出社、登校する。通勤電車も初々しい服装の人らでにぎわうだろう。自分も気分一新、成年後見制度の学習と広報に取り組む年度のスタートだ。
 1941(昭和16)年の作。丁度40歳で四日市市富田に療養生活のために移ったころだ。当時の家はR23の近くだが人手に渡ったために見学は出来なかった。それでもかつて誓子が住んでいた案内板はあった気がする。この年の12月大東亜戦争に突入していく。
 誓子の代表句「海に出て木枯らし帰るところなし」もこの地で生まれた。見た目には鈴鹿おろしを言うが、昭和19年の時局が特攻隊を彷彿させる。木枯らしのように伊勢湾に吹き下ろして帰ってこない。つい深読みしてしまうのである。
 春先というのはまだ寒い。山岳会やFB仲間の報告でも冬山そのものである。雪崩の季節はこれからだ。昨日は豊川市宝円寺のシダレサクラを撮影に行ったがまだ蕾だった。今年は寒くて開花が遅れ気味のようだ。それでも次々花見客が来た。

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