9月句帳 ― 2016年09月08日
8/27清水谷遡行
宇連川・鳳来湖
渇水におどろく秋のダム湖かな
澄む水の湖面に映る岸辺かな
水澄むや甌穴は風呂桶のごと
谷行けば滑三昧や秋の山
9/3~9/4竹屋谷遡行
秋暑し春日村とて真夏日ぞ
天体に近し緑の秋の山
初秋や奥の山田も緑がち
峠より上はすっぽり秋の雲
赤とんぼもてなすごとく飛来せり
新涼のやはり山なる平かな
山川の澄む水を汲み米を研ぐ
秋の夜や焚火の枝は無尽蔵
線香の一本で足る蚊の名残
秋の雨フライを叩くほど強し
栃の実が落ちてゐる滑延々と
栃の実を一つ拾ひて土産とす
さわやかや雨の上がりし麓かな
目を枝で打てば身に入(し)む痛みかな
秋暑し揖斐を見下ろす一心寺
秋蝉や兵どもの城の跡(城台山)
湯がよろし池田温泉秋の昼
宇連川・鳳来湖
渇水におどろく秋のダム湖かな
澄む水の湖面に映る岸辺かな
水澄むや甌穴は風呂桶のごと
谷行けば滑三昧や秋の山
9/3~9/4竹屋谷遡行
秋暑し春日村とて真夏日ぞ
天体に近し緑の秋の山
初秋や奥の山田も緑がち
峠より上はすっぽり秋の雲
赤とんぼもてなすごとく飛来せり
新涼のやはり山なる平かな
山川の澄む水を汲み米を研ぐ
秋の夜や焚火の枝は無尽蔵
線香の一本で足る蚊の名残
秋の雨フライを叩くほど強し
栃の実が落ちてゐる滑延々と
栃の実を一つ拾ひて土産とす
さわやかや雨の上がりし麓かな
目を枝で打てば身に入(し)む痛みかな
秋暑し揖斐を見下ろす一心寺
秋蝉や兵どもの城の跡(城台山)
湯がよろし池田温泉秋の昼
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