焼き串に鮎躍らせてありにけり 長谷川櫂 ― 2016年06月22日
作者の長谷川櫂は1954年生れのこの世界では若い俳人。熊本県の産で読売新聞記者を経て専門俳人の道を歩む。句集は多いがどちらかといえば俳句評論や鑑賞文に才がある。句集は持っていないが俳句評論の本は買うことがある。実作よりも理論の人なのである。
さて掲句はつい最近、能郷白山の登山口に近い岐阜県本巣市根尾の源屋で食べた鮎料理を思い出させた。毎年6月と落ち鮎の時と2回は食べに行く。今年も鮎の刺し身の甘味を味わった。絶品である。他に鮎の甘露煮、塩焼き2尾が付く。塩焼きは竹串に魚体を刺すがまるで生きているかのような躍動感がある。これは定番の味である。「躍らせてあ」るかのような表現がこの句の持ち味である。
http://koyaban.asablo.jp/blog/2009/06/21/4382973
http://koyaban.asablo.jp/blog/2013/07/17/6905351
さて掲句はつい最近、能郷白山の登山口に近い岐阜県本巣市根尾の源屋で食べた鮎料理を思い出させた。毎年6月と落ち鮎の時と2回は食べに行く。今年も鮎の刺し身の甘味を味わった。絶品である。他に鮎の甘露煮、塩焼き2尾が付く。塩焼きは竹串に魚体を刺すがまるで生きているかのような躍動感がある。これは定番の味である。「躍らせてあ」るかのような表現がこの句の持ち味である。
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