お千代保さんへ初詣2016年01月17日

 一月十六日の土曜日にまた初詣に行った。暮れにはお礼参りで来て、今回は年初の祈願である。
 今日も冬日和である。弥富ICから木曽川を渡り、長良川堤防道路へ右折して北上する。周囲には白い山々が遠望できた。木曽三川となって濃尾平野を潤す。高い山々に囲繞された濃尾平野は豊かである。小1時間ほどでおちょぼさんに着く。
 小正月は15日までであるが、土曜日とあって、まだ初詣を済ませていない善男善女が多いせいか、参拝客は多めだ。赤ちゃんを抱いた家族も多い。混雑を避けて今頃にずらすのだろう。駐車場に止めて参道を歩く。50円で油揚げとローソクを買う。ローソクを立てて、参列するが長いので脇から祈願した。健康第一、商売繁盛、家運向上と欲深く祈願しながら拍手を打つ。参道に戻って、今度はお買物である。昨年買った白菜の漬物が美味かったのでまた買う。みかん、たまごなど食べるものばかり。どこでも買えるが一味違う気持ちで買う。
 夕方からは山岳会の新年会。自宅に戻ってすぐに都心の会場へ向かう。昨年の講演は最近亡くなった谷口けいさんを招いて話を聞いたが、今年は立山山麓にある立山カルデラ砂防博物館の学芸員・飯田肇氏を招いた。話は堅い学術的な内容と思われたが、話術が優れていることもあり、興味深く退屈せずに聞くうちに終わった。
 今年の積雪状況は博物館付近は地肌が見えていた。昨年は車まですっぽり雪に覆われていたのに少ないことを写真で対比された。かつて、大日岳の雪庇崩落事故のあった年に似ていると言われた。脆弱な弱層の上に今後積雪が多くなると同じ事故が起こる。山やには貴重な講演だった。
 その後は海外遠征の若い隊員の紹介、『インドヒマラヤ』出版の紹介と続き、宴会に移る。宴会も盛会のうちに終わる。徐々に若い会員への遷移があると感じる。引けてからも二次会に出席。ふらつきながら自宅に戻った。これでもう正月は終わった。

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