冬の雨2015年12月23日

 暖冬の象徴のような冬の雨。山上では雨か雪か。
 雨が降る前の午前中にスタッドレスタイヤに交換した。午後は定例の句会をこなした。夫が亡くなったり、骨折して介護に追われたり大変である。一方で早くに夫と死別した人は俳句に音楽にと活動しまくる。新年会を約して、散会した。散会後、エンジン音が大きくなったのでオイル交換する。これで冬道の準備は終わった。

谷口けいさん遭難 「登山家の星」悼む 田部井淳子さん2015年12月23日

毎日新聞から
 世界的登山家の谷口けいさん(43)が大雪山系黒岳で遭難、死亡したとの知らせに山岳関係者からは驚きと悲しみの声が上がった。

<谷口さんは女性として世界初の「ピオレ・ドール」受賞>「今の日本で最も活躍している女性登山家の一人」
 谷口さんは2006年春にアルピニストの野口健さんらが行ったネパール・マナスル峰の清掃登山隊に参加し、自身初の8000メートル峰登頂を果たした。当時、別の隊でマナスルに入山中で、ベースキャンプで交流した登山家の田部井淳子さん(76)は「とてもショックだ。谷口さんは男性と対等に登れる体力と技術を持った女性登山家の星だった。これからの人を失ってしまい、残念でならない」と突然の死を悼み、「女性にとって登山中のトイレは大きなハンディ。装備を外し、バランスも崩しやすい。突風の影響なども考えられる」と話した。

 谷口さんが黒岳に入山する直前に見送ったという登山家でニセコ雪崩調査所所長の新谷暁生(しんやあきお)さん(68)=北海道ニセコ町=は「もっと多くのことを成し遂げてくれるはずだったのに」と惜しんだ。【手塚耕一郎】
以上
 朝刊は谷口けいさんの遭難死を報じた。国際的登山家の死を悼んだ。用足しにと確保のザイルを解いた。それがどんなリスクがあるのかは彼女も十分に分かっていたはずだ。転落というが、ほんのちょっとした油断であろう。田部井淳子さんは女性のハンディを指摘された。だから彼女は女性だけでパーティを組む。女性だけの山岳グループはそういう意味があるのだ。