改めて設楽ダムを考える2015年07月18日

 7/11(土)は愛知の山の取材ドライブになった。三都橋、田峰、田口の奥三河郷土館、新装なった設楽庁舎の図書館、古橋懐古館、稲橋城址などを訪問した。
 設楽図書館で聞いた話では設楽ダムは未だ反対勢力があるとのことだった。しかし、すでに推進派の後藤元町長(八橋地区)は新城市に移転されたらしい。帰名の際川向の従姉妹宅に寄ろうとしたら敷地だけで家は跡形もなかった。どこへ移転したものだろうがなにも聞いていない。
 反対する最大の理由は堰堤付近の脆弱な地質にあるようだ。水需要も当初ほどではなくなった。そして巨額のダム維持費負担がある。それは後々まで続くとのこと。
 図書館で聞いた話では2015年5月9日滋賀県の前知事の嘉田氏を招いて「シンポジウム in したら「どっこい!生きてく設楽町」が地元の奥三河総合センターで開催された。そのユーチューブがヒットしたので貼り付けた。学者らしく緻密で分析的な話は説得力があった。特に災害をあるもの、防ぎきれないもの(想定外)として知恵を共有する話は納得がいく。災害を文化として取り込むのである。例えば、輪中の村のように。

 シンポジウム in したら「どっこい!生きてく設楽町」
https://www.youtube.com/watch?v=mQoqEQHJzWM&list=PL74TOU_jzzUglb-MmPjx8aZqB2ml17poJ&index=1

 設楽ダム建設中止を求める会のFB
https://www.facebook.com/NOdam.sitara

過去の記事
http://koyaban.asablo.jp/blog/2007/02/08/1172116

 田口のスーパーに入って名物のコンニャクを購入した。帰路、R257を稲武に向かうと、すでに橋脚が姿を現していた。工事は進められているのだ。