『新日本山岳誌』の改訂版作業2015年03月18日

 日本山岳会100周年を記念して出版された『新日本山岳誌』もはや10年を経過した。設立110年であり、上層部では改訂版の話が進んだようだ。東海支部(三重県と愛知県)の編集担当だったからまたやれ、との指示があった。
 1月半ばに原稿を受け取ってざっと目を通したがさほどいじる箇所はないと思った。締切が3/31と近づいたし、雑用もほぼ片付いたので、今日午後から再び着手した。するとあるわあるわで赤線だらけになった。
 当時も市町村の改変があり、原稿を出した後に出版社側で対応された。今回もその後に改変があった箇所をすべて訂正をいれた。但し、市町村の境にまたがっていた山は、併合して一つになった市になると、書き方まで変更するので厄介な仕事である。
 一志郡は津市と松阪市になった。宮川村は大台町になった。2006年に上石津村(町)は大垣市になった。稲武町は豊田市になった。2006年に清内路村、2009年に浪合村が阿智村になった。平成の大変化であった。
 平成23年には段戸山から鷹ノ巣山への山名の変更もあった。加えて、標高の変更もあった。1m高くなったり低くなったり、山は変らないのに10年のうちには色々とあったのである。 
 御在所山の裏道では平成20(2008)年9月に未曾有の豪雨による被災で藤内小屋、日向小屋が倒壊した。裏道登山道も修復した。そのことにも触れずにはおれない。藤原岳の山荘のトイレが今年春にも新築されて、供用が開始されるようだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック