鈴鹿・明星ヶ岳に登る 忘年山行2013年12月09日

 毎年の忘年山行を今年も実施することができた。年々会員数の減少で実施が難しくなっているが9名の参加を得た。宿泊は亀山市の国民宿舎関ロッジだ。ここは関富士242.3mを借景に建っている山好きには格好のお宿である。

 12/8の朝、8時30分に亀山PA集合であったが、名物の大渋滞を忘れて15分ほど遅刻した。3台を連ねて、スマートICを出た。まずは明星ヶ岳549.0mを目指した。過去に1度は登ったがすっかり忘れている。5年登らなければ、もう詳細な記憶は忘れる。国分寺の山寺の山門でP。そこから車道を歩いて25分ほどでお寺に着いた。和尚さんらしい人とおじさんが談笑中であいさつするとにこやかに迎えてくれた。山の斜面に建つ小さな寺である。明日は集会があるとかで準備に大わらわであった。
 お寺を後にして裏手の急な山道を登ると尾根に出て小さなコブ393mを越えて、90度左折し、一旦は鞍部へ下る。そこからは又喘登に次ぐ喘登であった。1ヶ月ぶりの登山で太ももがはり、ふくらはぎがパンパンになる。汗もかくので、しばし水を飲んで調整した。しばらくするとアンテナが見えたがまだ山頂ではなかった。少しばかり緩く登ってやっと三角点のある山頂に着いた。ここは東峰で、西峯というより北峰があるようなのですぐに腰をあげて登る。一旦下って、登り返すと579mの山名板がぶら下がる山頂だった。約1時間20分だった。
 むしろこちらこそが正統な山頂であって、三角点峰は前山に過ぎない。狭いが展望は360度に開けている。鈴鹿南部の山々の眺めは素晴らしい。これから登る三子山568mも三つ並んで見えている。明日の予定の臼杵山、四方草山(しおそ)667.4mも指呼のところに見えている。あれは高畑山、錫杖ヶ岳、笠取山、経ヶ峰か、などと山岳同定を楽しむ。
 四方草山、三子山は三角点がなかったり、地図に山名もないせいで、30数年、モチベーションが湧かず放置してきたが、今回ようやくまな板にあげることができた。至近距離で見ると中々いい形の山であり、食わず嫌いだったな、と反省した。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=52362350
 元の道を下る。三角点との鞍部から右に下る道がある。435mの尾根をたどるらしい。すると西峰にダイレクトに登るルートもあるわけだ。急斜面を下って行くと10名くらいの団体にあった。北陸の山の予定から天気が悪く転戦してきたらしい。
 国分寺に戻って小休止。石段を下って、車道終点には3台あったから彼等の車か。我々はいま少し歩いて下った。次は鈴鹿峠から三子山の予定である。

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