新米のミネアサヒを買う2013年10月05日

 10/4から10/6まで奥三河で友人が三河の山河の風景写真展を開催している。当初は軽い山歩きをセットしてみたが、黄葉には早いし、天気も今一なのでドライブと新米のミネアサヒを買う目的で出かけた。自宅を出たのは1時過ぎであったが、何処へ行くのかマイカーで渋滞気味であった。郊外にでてやっと快適なドライブになった。豊田市の田園地帯からは焙烙山と六所山を背景に愛環鉄道の列車が走ってゆく。のどかな風景である。都会で何かごそごそしていたい気持ちが吹っ切れて、田舎モードに切り替わる。
 足助からはR420と県道ルートがある。今日は足助川に沿う県道33を走る。寧比曽岳の登山口のある峠を乗り越すと大多賀町に下って、段戸川を溯り、裏谷の段戸湖を経由する。ここからは段戸高原を走り、鷹ノ巣山(旧段戸山)から流れる澄川を下る。ここらは落葉樹もあるので11月初旬からは黄葉が楽しめるだろう。宇連を経て、大名倉を過ぎるとしばらくでR257に抜ける道を登る。すぐに設楽町の中心地の田口である。名古屋から約80km、2時間かかった。
 会場は右折してすぐ信号を左折。山の町・田口を走るとすぐにある。会場に入ると、結構な来場者があった。今や閑散とした町だが、こんな文化的な行事を心から欲しているのだろう。名簿を見ると地元が多く、郊外の市からも来ていた。名古屋市は1名と私だけ。さすがに報道されないと知られない。作品の傾向は以前から変わりなく、目立たないが、今、撮影しておかないと、いつ又見られるか。人工林ばかりになった山の危うい自然を撮り貯めている。東松照明のようなタッチを感じる。ダイレクトであり、技巧を凝らさない。さりげなさがある。
 40分もいただろうか。会場を後にして、R257を走り、稲武のどんぐりの湯の道の駅でミネアサヒ5kg入り2200円也を購入した。他に懐かしい大根菜も買った。子供の頃は大根菜と揚げの味噌汁をよく飲んだ。都会のスーパーでは大根菜を置いてないことが多い。白菜菜も同時に買った。つくづく食い物に関しては保守的なようだ。昔の味覚を忘れないのだろう。こんな舌ではとても海外旅行なんて無理だな。
http://www.pref.aichi.jp/nogyo-keiei/nogyo-aichi/tokusanhin/bbs-data/360194/

 すっかり薄暗くなった三河路を帰路に着いた。足助では久々に、いつもの川魚料理の店でウナギを食した。肝吸い付きの上丼で1900円也。名古屋の名店との1000円の価格差がある。うぁというくらい安く感じる。往復150km超はやはり気楽な距離ではない。しかし、たまに三河の山気に浸れるのは気持ち良い。