山の遭難を無くしたい!2012年03月17日

 現在、『東海山岳』11号の中の「東海支部の50年史」を編纂する準備中である。過去の支部報、『東海山岳』1号から10号に目を通している。すると道草したくなる記事がある。先の石岡繁雄の「遭難を防止するために」もうそうだった。
 今日、支部報113(2008.4)を読み返していたら野呂邦彦氏(三重岳連の遭難対策でもあるが東海支部遭難対策委員長も務める)の巻頭論文に目を引かれて読み耽った。また例によってここに書いておきたい。写経の積もりである。最後の部分にはっとする。

 「我等山の仲間は、我等の手で救助したい。山の仲間は、私達にとって財産、宝である。亡くしたくない。私も多くの仲間を山で亡くして辛い、悲しい思いをしている。そんな時、東海支部の仲間も、一緒に悲しみ、泣いてくれた。山の仲間の友情はありがたいものだ。徳島君が、穂高で亡くなった時、皆で”いつかある日”を歌い、大声で泣き悲しんだ。仲間の死がどれほど辛いものか・・・。
 決して山で死んではならないし仲間を見殺しにしてはならない、が私の思いである。救助隊員の公募、依頼をして、4月には救助隊が出動できる態勢にしたいと思っている。山の仲間は仲間で助け、守りたい。」

 決して会員だけではない。未組織の登山者も同じである。管轄署から依頼があれば出動する。