播州・ふるさとの富士紀行②播磨富士2011年09月13日

加古川市/高砂市 304m 高御位山 最寄のICは山陽道加古川北IC

 残暑厳しい折ながら、何でこんな超低山をいくつも漁るのか。JACの50山ラリーというイベントがあっていくつかあるジャンルの内の一つがふるさとの何とか富士なのである。私自身はエントリーしてないのだが山友の応援なのである。
 残りは後7座というので関西を草刈場にして山座数を稼ごうという魂胆であるが長富士は見事追い返された。
 気を取り直して、高御位山に来た。この山は登山口に立派なトイレや駐車場もあり、山頂までコンクリートの階段でつながる整備ぶりに驚いた。
 山頂は巨石で構成されていて、御位(みくら)のクラは岩場の意味があることから盤座(いわくら)信仰の山でもあったと思う。愛知県にも多くある。頂上におわす奥社には2リットルのペットボトルが沢山奉納されていた。きっと水に関係ある謂れかなとも推理してみる。道中、溜池が沢山あったから昔は雨乞いの山だったか。三角点も遠慮して奥社の近くに縮こまって座していた。
 山頂からの眺望にも優れて、この山は真冬に登りたい気がした。瀬戸内海、四国の山々、中国山地の山々、美作の方面に目をやるがこの時期ではぼーっとしてはっきりしない。
 検索中に発見した高砂市山麓の中学校の校歌
           校   歌  
1.明けゆく光 眉あげて
  力と 仰ぐ 高御位山
  伸びよ鍛えよ この若さ
  かざす 自律の 旗たかく
  鹿島の森に ふきなびく
  おお鹿島 われら 鹿島中学校

2.新汐はるか 陽に映えて
  かがやき寄せる 瀬戸の海
  みがけ 真心 朝夕べ
  花とほほえむ 友愛は
  鹿島の庭に 咲き匂う
  おお鹿島 われら 鹿島中学校

3.学びの広場 すこやかに
  生い立つところ 印南野よ
  希望 はばたく 翼から
  夢はひろがる 明日を呼び
  鹿島の空に 虹かける
  おお鹿島 われた 鹿島中学校

 3番の印南野(いなみの)の語彙については下山後、地元の人らしいハイカーに聞いたがそれは昔の地名というのみであった。
 私は「月の出や印南野に苗余るらし   永田耕衣」の俳句で知っていたのであるが更に調べると万葉集にも出てくる古来からの地名でもあった。「印南野を行き過ぎがてに思へれば心恋しき加古の島見ゆ 柿本人麻呂」、「印南野の浅茅押しなべさねる夜のけながくしあれば家し偲はゆ 山部赤人」など。
 だから件のハイカー氏には「何と古臭いことを聞くやつだ」くらいに思われたのかも知れない。
 秋の田や印南野に池あまた見し           拙作
 桔梗(きちこう)の凛として立つ風姿なり       拙作

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